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カノープス製CPUクーラーFirebird R7用のオプション「Iron Claw-423」「Iron Claw-370」が出回り始めた。前者はPentium 4用のSocket 423に取り付けるための固定クリップで、後者はPentium III用のSocket 370に取り付ける固定クリップ。Firebird R7はSocket A用の「Iron Craw-A」のみが標準で付属しているため、Socket 370などで使う場合は別途対応クリップを使うことになる。流用も可能だが、それぞれのクリップはCPUコアに最適な圧力がかかるように個別に設計されているため、冷却性能を最大限引き出すには専用クリップを使うのが望ましい。価格は980円~1,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。発売直後から品薄が続いているFirebird R7自身も、28日(土)には各ショップに再入荷している。 □Firebird R7(http://www.canopus.co.jp/catalog/firebird/firebird-r7_index.htm) |
ノートPCを使うパワーユーザーにとっては、まさに朗報。一部ショップでDVD-ROM読み込みが可能なCD-R/RWドライブが売り出されたのだ。製品は東芝の「SD-R2002」という機種で、12.7mm厚の本体に、DVD-ROM読み込み6倍速、CD-ROM読み込み24倍速、CD-RとCD-RWの書き込みが4倍速というスペックを詰めんでいる。さすがにバッファアンダーランエラー防止機能まではついていないものの、限られたスペースに多くの機能を持たせる必要のあるノートPCとって、現状ではこれが最高スペックの光メディア系ドライブであることは間違いない。実売価格は27,800円~29,780円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし、あくまでもバルク品としての扱いで、書き込みソフトは付属せず、ショップ側も対応ソフトは不明として販売中なので、それなりのリスクは覚悟しなければならない。 □SD-R2002(http://www3.toshiba.co.jp/storage/japanese/spec/conbo/sdr2002j.htm) |
Intelの新型チップセットi810E2を搭載したマザーボード「MX3W-E2」がAOpenから登場した。microATXの小型PC向けマザーボードで、拡張スロットはPCI×2、PCI/CNR×1、DIMM×2となっている。チップセットがサポートしていないため、外部AGPは持っていない。i810E2は、i810のNorthBridgeにあたる82810Eと、i815EのSouthBridgeにあたるICH2を組み合わせたビデオ機能統合型チップセット。i810と比較すると、新たにUltra ATA/100をサポートした点とLANインターフェイスの論理層を内蔵したことが大きな違い。「MX3WE」もチップセット側の機能を利用してサウンドと10/100-Base-TXのLANインターフェイスを標準で搭載している。実売価格は14,800円~16,300円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □MX3W-E2(http://www.aopen.co.jp/products/mb/mx3w-E2.htm) |
DDR SDRAMが普及し始めるのと同時に、マザーボードのバリエーションも増える一方だ。今度はAOpenから、DDR SDRAM対応のマザーボードとしては初めてmicroATXフォームファクタを採用した製品が出てきた。型番は「MK7A」。チップセットはSocket A用のAMD-761+VT82C686Bという構成で、DDR SDRAM用のDIMMスロットを2本備える。FSB 266MHzのAthlonにも対応しているため、省スペースの小型PCでハイパフォーマンスな環境を作りたいという場合には有力な選択肢になりそうだ。実売価格は17,200円~18,980円(詳細は「今週見つけた新製品」。 □MK7A(http://www.aopen.com/products/mb/mk7a.htm) |
TSUKUMO eX.が、ちょっと珍しいPCケースのテスト販売を始めている。それはフロントパネルに手書きのイラストが描かれたPCケースで、彩繪大師というメーカーの「Q1001-xx」という型番のもの。イラストはやや古風な絵柄で、林の小道や雪景色が油絵のようなタッチで描かれている。若い世代にはあまり魅力的には見えないかも知れないが、最近増えているシルバー世代のPC使いには受けるかもしれない。同店によると「現在はテスト販売中のため、一部の絵柄のみを販売しているが、評判がよければペンギンが描かれたタイプなども販売する予定」という。ATXのミドルタワーで、電源は300Wのものを搭載している。実売価格は9,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □彩繪大師(http://www.wtx.com.tw/) |
玄人志向ブランドから、また新たな製品が発売された。今度は「GENJIN-KIT1」という名の製品で、玄人志向のイメージキャラクター(?)である謎のサングラス男をモチーフにしたステッカーとエンブレム、そしてAthlon用オーバークロックシールがセットになっている。パッケージデザインもずいぶん凝ったもので、袴姿のサングラス男が「玄人上等 最狂死様 夜露死苦!」としゃべっているイラスト付きで、ほかにも全般に漢字の当て字による製品説明が書かれているなど、冗談なのか本気なのかわからない内容になっている。とりあえず、パッケージの裏に書いてある説明書きからすると、このセットは「玄人のたしなみ」らしい。実売価格は980円~1,275円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、エンブレムは3種類あり、入っている確率は、金10%、銀10%、茶80%になっているとのこと。
□GENJIN-KIT1(http://www.kuroutoshikou.com/products/etc/genjin-kit1fset.html) |
直接PCとは関係ないが、ちょっとユニークな製品の発売予告が出ているので紹介しよう。その製品とは、Dreamcastの上でPlayStation用のゲームを動かすエミュレーター「bleem! for Dreamcast」。以前にPC用の「bleem!」が売られたこともあったが、今回はそれのDreamcast版。これを使うことで、PlayStationのゲームが元の2倍の解像度で動作し、画質が大幅に向上するという。予告しているのはエルプラザで、店頭では実際に画質を確認できるようにデモも実施中。発売は5月8日(火)で価格は980円、予約も受け付けている。ただし、これはカーレースゲームのグランツーリスモ2専用版となっている。ゲーマーなら要チェックだ。 □予約ページ(http://www.wakamatsu-net.com/bleemfordc.html) |
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