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H"端末と通信できるBluetooth対応のアダプタとモデムが登場
オムロンが発売したのは「AIR BLUE MB64KTID」、京セラが発売したのは「LinkBlue BL-PC10」という製品。実質的な内容はどちらも同じだ。小型のBluetoothアダプタをH"端末に接続し、PC側にBluetoothモデムを接続することで両者間のワイヤレス通信が可能になり、わざわざケーブル経由でPCとH"端末をつなげなくとも、通信可能距離内ならすぐに通信速度32Kbpsでのインターネット接続などが可能になる。これまでにも屋内で使うための据え置き型Bluetooth対応モデムが発売されたことはあったが、モバイル環境で携帯端末とPCをつなぐBluetooth製品が発売されたのはこれが初めて。
これを利用してH"端末を常にポケットやカバンに忍ばせれば、必要なときにいつでもノートPCを取り出してすぐにインターネット接続などのデータ通信ができるというわけだ。Bluetoothの利用例として一番期待されていた製品が、ようやく手に入るようになったことで、これからBluetoothの普及が始まるかもしれない。どちらの製品も、Bluetoothアダプタ側には単4電池1本が必要で、これで2時間の連続通信ができる。通信可能な距離は、見通し5メートル。
実売価格は「AIR BLUE MB64KTID」が36,799円~36,800円、「LinkBlue BL-PC10」が36,800円となっている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□AIR BLUE MB64KTID(オムロン)
http://www.omron.co.jp/ped-j/product/md/mb64ktid/mb64ktid.htm
□LinkBlue BL-PC10(京セラ)
http://www.kyocera.co.jp/news/2001/0104/0401-j.asp
(モデム) |
[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館]
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