発売されたのはリテールパッケージ入りの製品で、付属メモリの容量により、PC800対応64MB RIMM×2枚付きタイプ、PC800対応 128MB RIMM×2枚付きタイプ、メモリなしタイプの3種類がある。

　メモリが付属しないリテールパッケージ版Pentium 4は今回が初登場。

[撮影協力:PCiN秋葉原と高速電脳とUSER'S SIDE本店]

　CPUの外見は既に販売例があるES品とほぼ同じで、ヒートスプレッダと呼ばれる金色の丘状部分があるという特徴や、表面に「FAN/HEATSINK REQUIRED」「Cyrix III」というマーキングがあるという特徴も同じ。コア電圧は700A MHz版がES品と同じ1.6Vで、667A MHz版が1.5V。
　ES品との相違点は裏面のマーキングで、ES品では「C5B ES 90641C6 1.6V/100」となっていたものが「VIA Cyrix 700MHz (100X7.0) 1.6V A220AP0 0114 TAIWAN E244800」などとなっている。

　リテールパッケージ版の箱パッケージは従来のCyrix III用パッケージを流用したもので、外見上はSamuel1コアの「Cyrix III 700MHz」とまったく同一。クロック表記も「700A MHz」ではなく「700MHz」となっているため、外見上からはまったく区別できない。このリテールパッケージ品は「正規代理店経由の製品」（複数ショップ）とのこと。

[撮影協力:PCiN秋葉原とCUSTOM]

[撮影協力:コムサテライト1号店と高速電脳]

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　ProSavage KM133Aは、ProSavage KM133と同じSavageコアを統合しているビデオ機能統合型チップセットで、製品内容からすると、FSB 266MHz（133MHzのDDR）に対応した点が目新しい。
　ProSavage KM133を搭載した製品は、これまでFSB 200MHz（100MHzのDDR）までしか対応していなかった。

　フォームファクタはSL-75MIVがmicroATXで、SL-75MAVがATX。

[撮影協力:コムサテライト3号店とTSUKUMO eX.]

　CPUクーラーの固定用穴を備えた小型の金属板が付属しており、これを使うことで、Pentium 4対応のPCケースでなくともCPUクーラーが固定できるようになっている。また、マザーボード上にCPUへの供給クロックを切り替えるジャンパがあり、100MHzと133MHzを任意に切り替えが可能。

[撮影協力:エルプラザとコムサテライト1号店]

　基本機能や特徴は従来どおりで、CPUクーラーの固定パーツが予めマザーボードに取り付けてあるのも同じ。

　設定可能なFSBは100 / 105 / 110 / 133MHzなど。

[撮影協力:PCiN秋葉原]

　オンボードのIDE-RAIDコントローラ（PDC20265R）やDual BIOS機能が省略され、サウンド機能がサウンドチップ（Creative CT5880）からチップセット内蔵機能を利用したものに変更されているのが主な変更点。主要機能は従来同様。

　設定可能なFSBは100 / 115 / 124 / 133 / 150 / 166MHzなど。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　DDR SDRAMと従来のSDR SDRAMの両方に対応しており、Promise製のIDE RAIDコントローラをオンボード搭載している。基板は青い。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　既に発売されているPro266 Masterなどと違い、DDR SDRAMのみに対応している。

[撮影協力:PCiN秋葉原]

　サウンド機能と10/100Base-TX対応LANインターフェイスをオンボード搭載している。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　製品に添付されている注意がきによると、「BIOSやドライバの問題により、Windows 2000ではハードディスクがPIOモードでしか動かない場合がある」そうで、今回の出荷分ではその対策としてAMI製のUltra ATA/100対応IDE-RAIDコントローラ（MG80649）を搭載している。
　RIOWORKSによると、「BIOSやドライバでの対応も進めているが、対応には時間がかかる見込み」とのこと。

[撮影協力:USER'S SIDE本店とフェイスとT-ZONE. PC DIY SHOP]

　i810E2は、i810Eチップセットの「ノースブリッジ」にあたる82810Eと、i815Eチップセットなどの「サウスブリッジ」にあたるICH2(82801BA)を組み合わせた外部AGPスロット非対応のビデオ機能内蔵チップセット。i810Eチップセットと比べると、IDEインターフェイスがUltra ATA/100対応となったほか、チップセットの内蔵機能として10/100Base-TX対応LANの論理層が用意されている点などが異なっている。

　初の搭載製品であるMX3W-E2は、microATXフォームファクタの製品で、チップセット内蔵機能を生かしたサウンド機能とLANインターフェイスを搭載している。

[撮影協力:俺コンハウスと高速電脳]

　GeForce3は新たにnfiniteFX Engineと呼ばれるVertex ProcessorとPixel Processorの2つのエンジンが追加され、DirectX 8でサポートされたPixel ShaderやVertex Shaderの機能を使って人の顔の動きや物体を引っ張るなどの動きをより滑らかに表現できるようになっている。また、3D表示のジャギーを低減するFSAAの機能をハードウェアで行うようになったため、GeForce2に対して4倍の処理能力を持ち、高解像、高フレームレートでの滑らかな表現を実現しているという。

　「XX-Player（MVGA-NVG20A）」は、ビデオメモリとして64MB DDR SDRAMを搭載したカードで、TV出力機能も備えている。GeForce3やDDR SDRAM上には金色のヒートシンクが取り付けられており、基板の色とあわせて全体が金色で統一されている。GeForce3チップのリビジョンはマーキングを見る限り「A5」。

　なお、製品にはビデオ編集ソフトのVideo Studio 4.0が付属しているが、この製品にビデオキャプチャの機能はない。

□GeForce3（NVIDIA）
http://www.nvidia.com/products/geforce3.nsf/

[撮影協力:USER'S SIDE本店とOVERTOPとT-ZONE. PC DIY SHOP]

　交換可能なビデオ出力アダプタの「SIF」に対応した製品で、それぞれType B(セカンダリディスプレイ出力＋テレビ出力付き）、Type C(DVI出力付き)を標準装備している。

[撮影協力:コムサテライト3号店とコムサテライト1号店]

　従来対応していたビデオ入出力機能追加用サブボード「ビデオ入出力モジュール」用コネクタが削除されている。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　ビデオメモリ容量は32MB。

[撮影協力:OAシステムプラザ東京本店]

　ビデオメモリ容量は32MB。

[撮影協力:DOS/Vパラダイス本店]

　ReMiX2000 with OptoBayには3.5インチベイ用の前面コネクタパネルが付属する。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

[撮影協力:OAシステムプラザ東京本店]

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　対応ビットレートは2～8Mbps（USBモデルは6Mbpsまで）、対応解像度は352×240ドット～720×480ドット、キャプチャ形式はMPEG-1とMPEG-2。S端子やコンポジット経由での外部映像ソースのキャプチャも可能で、付属ソフトでTV番組のタイムシフト再生も可能。

　対応OSはWindows 98/Me/2000で、Windows 2000の対応は独自のWDMドライバによるものという。

　EPGに対応したTV番組録画機能は備えていない。

　日本語マニュアル付き。

[撮影協力:高速電脳とT-ZONE. PC DIY SHOP]

　PCIカードのEasy TV PCI Liteと、USB接続アダプタのEasy TV USBの2製品で、付属ソフトのWinDVRを使うことでiEPG対応のTV録画も可能。

　既に発売されているEasy TV PCIと、Easy TV PCI Liteは、付属ソフトなどが異なっている。

□Easy TV PCI（バーテックスリンク）
http://www.vertexlink.co.jp/product/multimedia/tvrec/main.html

[撮影協力:Networkセンター秋葉原店とPCiN秋葉原]

　ドライバはパッケージ外に添付されるかたちで付属しているもので、マニュアルによると「Windows 2000対応ドライバのベータ版で、サポート対象外。紛失時も再配布できない」という。なお、USB 2.0の機能を使用せずにUSB 1.1カードとして使うだけならば添付ドライバをインストールする必要はないとのこと。

　同梱物はUSB 2.0対応ケーブル(1.8m)と日本語マニュアル、ドライバインストールガイドなどで、6ヶ月の保証もついている。

　コントローラチップは玄人志向「USB2.0PCI」と同じNEC μPD720100だが、基板デザインは異なっており、USBポートは外部4ポート＋内部1ポートの合計5ポートが用意されている。

　USB 2.0に正式対応した周辺機器やOSは27日(金)現在、店頭販売されていない。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　接続インターフェイスはUltra160 SCSI。

[撮影協力:BLESS 秋葉原本店とぷらっとホーム]

　Ultra ATA/66対応。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　CD-Rの書き込みにはZCLV（Zoned Constant Linear Velocity）と呼ばれる方式を採用しており、メディアの最内周から最外周までの各領域で12倍～20倍に速度が変化するため、実質的には「最大20倍速」ということになる。読み出しは40倍速で、CD-RWメディアへの書き込み速度は10倍速。CD-Rメディアへの等倍速/2倍速書き込みには対応していない。

　このほか、バッファアンダーランエラー防止機能のJustLinkやメディア特性に合わせて書き込みスピードを変化させるJustSpeed機能なども備えている。

　インターフェイスはATAPI。リテールパッケージには、書き込みソフトのB's Recorder GOLDなどが付属するほか、CD-Rメディア1枚とHigh Speed CD-RWメディアが1枚付属する。

　バルク版はRW7200Aという型番でも販売されている。

[撮影協力:パソコンハウス東映と高速電脳とUSER'S SIDE本店とOAシステムプラザ東京本店]

　メーカー製PCに搭載されて販売された例はこれまでにもあるが、ドライブ単体で店頭販売されたのはこれが初めて。PCiN秋葉原によると「対応ソフトは不明」とのこと。

[撮影協力:PCiN秋葉原]

　書き込み速度はCD-R8倍速・CD-RW4倍速、読み込み速度はDVD-ROM8倍速・CD-ROM32倍速で、この速度は最近発売された東芝製コンボドライブのSD-R1102と同じ。

[撮影協力:PC-Success]

　付属ソフトは、CD-RWドライブの「WUIO1610」シリーズがCD-RライティングソフトのB's Recorder GOLDなどで、DVD-ROMドライブの「DUIO1648」シリーズがDVD-Video再生ソフトのPowerDVD VR-X。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとTSUKUMO eX.]

　カラーは黒とグレーの2タイプ。

[撮影協力:BLESS 秋葉原本店とツクモパソコン本店II]

　ホイール付き。

　現在発売されているのは、、「一部ショップのみで販売される」という先行発売の限定モデルで、1964年にマウスを発表した「マウスの父」Dr.DouglasEngelbartのサイン入り。通常モデルに関しては一部ショップが「5月27日(日)発売予定」と告知している。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとTSUKUMO eX.とツクモパソコン本店II]

　CHERRYはドイツなどでスイッチやキーボードを生産しているメーカーで、タッチ感や機能、用途が異なる様々なキーボードをラインナップしている。

　今回販売されているのは、英語版薄型コンパクトキーボードのG84-4100PPAUSと、独特の「linear action」タイプのタッチ感を持つ英語版キーボードのG80-1800LAAUS、指紋認証パッドとICカードリーダーが一体化されている日本語版キーボードのG80-12000LTBJAの3種類。

　指紋認証機能/ICカードリーダー付きのG80-12000LTBJAには、対応ソフトとしてIDENTICATOR TECHNOLOGY製のBioLogon 2.0とBioCard 1.0が付属している。両ソフトの対応OSは「Windows 95OSR2、Windows98、WIndows NT4.0」とのこと。

□IDENTICATOR TECHNOLOGY
http://www.identicator.com/

[撮影協力:ネオテック]

　メカニカルタッチタイプの製品で、Windowsキーが用意されているのが特徴。

[撮影協力:ネオテック]

　キー数は21個で、配列は「英語キーボードの左側」そのもの。省略された「右側のキー」は、スペースキーを押した状態で打鍵することで入力できる仕組みになっており、「右側のキー」のキー配置は、タッチタイプ時の「指とキーの対応」が崩れないよう、鏡に映したような逆順になっている。キー配置や入力方法は特殊だが、専用ドライバは不要で「繋ぐだけで動作する」という。

　メーカーのMatiasでは「通常のタッチタイプができる人なら、簡単な練習でこのキーボードを使ったタッチタイプを習得できる」としており、同社のWebサイトでは、これらの入力法を通常のキーボードで体験できるデモソフトを公開中。

　Palmシリーズ用のHalf Keyboard for Palm III or VII SeriesやHalf Keyboard for Palm V Seriesは既に発売されている。

□関連記事
【3月24日】Half Keyboard for Palm III or VII Series/Half Keyboard for Palm V Series（今週見つけた新製品）
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010324/ni_i_mb.html

[撮影協力:ぷらっとホーム]

　2ポートのUSBハブを内蔵している。

[撮影協力:ソフトアイランド 秋葉原店]

　筐体の材質は樹脂製で、サイズは手のひらサイズ。

[撮影協力:ぷらっとホーム]

　パッドの形状は、既に発売されている同種製品のMicrosoft SideWinder Freestyle Proに似ている。

□Microsoft SideWinder Freestyle Pro（マイクロソフト）
http://www.microsoft.com/japan/hardware/sw/freestyle-pro/default.htm

[撮影協力:クレバリー3号店]

　台湾直輸入の製品で、限定100個とのこと。

[撮影協力:クレバリー3号店]

　厚さは35mmで、Pentium III 1.13GHzやAthlon 1.3GHzにも対応しているという。

[撮影協力:OVERTOPと高速電脳]

　親和産業扱いのスカイブファンは、同じ昭和電工製ヒートシンクを使った製品で、「FC-PGA版CPU専用」（親和産業）の樹脂製クリップが追加で付属している点などが異なる。

[撮影協力:CUSTOMとディジタルプラザ AZ'TEC]

　水槽付きポンプが大型化されている。

　それ以外のキット内容は従来とほぼ同じで、CPU用冷却ヘッドのほかにビデオチップ/チップセット用冷却ヘッドがついているという特徴やネジを含めた全金属部品が金メッキされているという特徴も同じ。

　クレバリー3号店では店頭デモ中。

[撮影協力:クレバリー3号店]

　なお、Firebird R7は27日(金)まで強い品薄状態だったが、28日(土)に多くのショップで再入荷があり、入手性が格段に良くなっている。ただし、それでも「ゴールデンウィークの早いうちには完売しそう」とするショップが多い。

[撮影協力:PCiN秋葉原とUSER'S SIDE本店とぷらっとホーム]

　A3シリーズのA326iとA33ii GT-Fourは、本体色別にそれぞれ黒と白のモデルが用意されている。

[撮影協力:BLESS 秋葉原本店とツクモ ケース王国]

　カラーはシルバー、アイボリー、バイオレットの3種類。

　搭載電源は250Wタイプだが、Pentium 4やAthlonに対応したものだそうだ。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　前面パネルはワンタッチで取り外しが可能。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　ケースファンは後方背面（12cmファン）とケース上部（8cmファン）、ドライブベイの最下部（8cmファン）に用意されており、ドライブベイ最下部のファンは上下に向きが変えられる構造になっている。

[撮影協力:高速電脳]

　同店によると「現在はテスト販売中のため、一部の絵柄のみを販売しているが、評判がよければペンギンがかかれたタイプなどの他の絵柄も販売する予定」という。

　Pentium 4には対応していない。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　Bluetoothアダプタ側には単4電池1本が必要で、これで2時間の連続通信ができるという。通信可能距離は見通し5メートル。

　モバイル環境で携帯端末とPCをつなぐBluetooth製品が発売されたのはこれが初。

　オムロン製のAIR BLUE MB64KTIDと京セラ製のLinkBlue BL-PC10の2製品が発売されているが、基本的な製品内容はほぼ同じ。

[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago Windows専門館]

　このモデムに対応した通信対応PlayStation2用ソフトとしてはフロム・ソフトウェアのアーマード・コア2 アナザーエイジや、タイトー BATTLE GEAR2が既に発売されている。

□P2GATE（アイ・オーー・データ）
http://www.iodata.co.jp/news_rel/200103/04p2g.htm
□アーマード・コア2 アナザーエイジ（フロム・ソフトウェア）
http://www.fromsoftware.co.jp/soft/ac2/ac2aa/
□BATTLE GEAR2（タイトー）
http://www.taito.co.jp/d3/cp/bg2/index.html

[撮影協力:Networkセンター秋葉原店]

　Web上の製品資料によると、製品に同梱されているエンブレムには「金」「銀」「茶」の3種類があり、どれが入っているかはパッケージを開けてみるまで判らないそうだ。

　それぞれの色が出る確率は「金」と「銀」が各10％で、残りは全て「茶」とのこと。

[撮影協力:LAOX PC・DO SHOP]