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メモリ用ターミネータ付きのDDR/SDR SDRAM両対応マザーが発売に
付属しているメモリ用のターミネータカードは、DDR SDRAMで運用する場合に使うもので、マザーボード上に「DDR SDRAM使用時には、SDR SDRAM DIMMの第2スロットにターミネータカードを挿入しておく必要がある」と書かれたたシールが貼られてある。パソコンCityパーツ館のテストによれば、ターミネータカードを実装しないでDDR SDRAMのみで運用すると、実際にエラー音が発生して動作しなかったそうだ。ターミネータカードは、DIMM基板上にコンデンサなどが実装された特異なもので、見慣れないだけに見た目のインパクトは大きい。
また、もうひとつ変わっているのは、ACRスロットのコネクタが水色になっている点。ACRはPCIスロットを逆向きに実装するだけの構造のため、不慣れなユーザーにとってはPCIと混同してしまう恐れがあるが、これならば、そうした危険性も回避できるというわけだ。
拡張スロットはAGP×1、ACR×1、PCI×4、PCI/CNR×1という構成で、DIMMスロットはDDR SDRAMとSDR SDRAM用をそれぞれ2本ずつ備えている。また、オンボードデバイスとして、6チャネルのアナログ出力が可能なオンボードサウンド機能も搭載されている。
最新のスペックを持ちつつ、なおかつほかにはないユニークなスペックのマザーボードが欲しいという人なら、この製品に手を出してみるのもアリかも?
実売価格は17,700円~17,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□CT-7VJD2(CHAINTECH)
http://www.chaintech.com.tw/PRODUCTI/mainboar/SocketA/7VJD2.htm
(CHAINTECH CT-7VJD2) |
[撮影協力:パソコンCityパーツ館]
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