設定可能なFSBは100～166MHz(1MHz刻み)などで、コア電圧設定とI/O電圧設定はそれぞれ+0～+0.4Vの5通り。倍率変更用ディップスイッチやPOSTコード表示用LEDも搭載している。

　ラインナップは標準モデルのEP-8K7Aと、IDE-RAIDコントローラのHPT370Aをオンボード搭載したEP-8K7A＋の2タイプ。

　なお、今回が初登場のHPT370Aは従来のHPT370の新バージョンとなるHighPoint Technologies製IDE-RAIDコントローラ。製造プロセスが0.35μmにシュリンクされているのが特徴で、主な機能はHPT370と変わりない。

□HPT370A(HighPoint Technologies)
http://www.highpoint-tech.com/hpt370a.htm

[撮影協力:PCiN秋葉原]

　搭載チップセットがApollo KT133のため、FSB 266MHzには正式対応していない。

[撮影協力:PCiN秋葉原]

　既存のSocket 370マザーボード「P3SSA」をベースにして開発された製品で、基板のパターンや部品実装位置など、両者はまったく同一。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　FC-PGA2とは現行0.18μｍプロセス製造のPentium III 1GHzがDステップから採用する新たなパッケージ形状のことで、Pentium 4のようにCPUコア部分にアルミ製のIHS（Integrated Heat Spreader）がかぶったかたちになっている。FC-PGA2は“Tualatin”こと0.13μｍ製造の次期Pentium IIIでも採用することになっているが、今回の製品が“Tualatin”までサポートしているのかどうかは不明。

　今後はIEEE-1394やIDE-RAIDE機能などのオプションを搭載した「694D Pro2-I」「694D Pro2-IR」などが発売される予定。

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとTSUKUMO eX.]

　工業用マザーボードなどを主力製品とするNEXCOM製マザーボードの最新モデルで、対応CPUは「Dual Celeron/Pentium III (Coppermine process) CPU」という。対応クロックは最大850MHz。

　NEXCOMではDual Ultra160 SCSI(AIC7899)やDual 10/100Base-TX LAN(i82559)、VGA(C＆T 69000,2MB)などをオンボード搭載した上位モデル NEX6320Aなどもラインナップしており、秋葉館WinとUSER'S SIDE本店では「予価は未定だが受発注扱いで販売予定」としている。

[撮影協力:秋葉館Win]

　マニュアルにはAMR/ISAスロットの代わりにCNRスロットを搭載した新リビジョン「PCB 2.0」に関する記述がある。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とツクモParts王国]

　マニュアルによると、Apollo PL133は新ノースブリッジチップのVT8604と、従来からのサウスブリッジチップであるVT82C686Bを組み合わせた製品という。VIAのロードマップを確認すると「Savage 4ビデオコアを内蔵した外部AGPスロット非対応チップセット」とされており、外部AGPスロット対応のProSavage PM133の下位にあたる。
　なお、同社製の外部AGP非対応版ビデオ統合チップセットには名前の良く似た「Apollo PLE133」もラインナップされているが、こちらのビデオコアはTrident製で、ノースブリッジチップの型番はVT8601。

　初の搭載製品であるCUVL-VMは、PC100/PC133のメモリや66/100/133MHzのFSBに対応したmicroATXフォームファクタの製品で、VGA/サウンド機能をオンボード搭載している。

　基板上にはAGPスロット用の空きパターンが残されている。

□関連記事
【2000年6月9日】COMPUTEX TAIPEI 2000レポート(チップセット編、PC Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20000609/taipei14.htm

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　今回発売されたのは、ビデオメモリ32MBでDVI出力つきのGLADIAC 511 DVIと、ビデオメモリ64MBでTV出力つきのGLADIAC 511 TV-OUT 64の2製品のみだが、同社ではPCI版のGLADIAC 511 PCI（ビデオメモリ32MB）やVGAコネクタ×2のTwinViewに対応したGLADIAC 511 TWIN(AGP,ビデオメモリ32MB)も発売する予定。なお、GLADIAC 511 DVIとGLADIAC 511 TV-OUT 64の基板デザインは異なっている。

　GLADIAC 511 TV-OUT 64にはマニュアルとコンポジット出力用ケーブルが同梱されておらず、「登録ユーザー宛に後日送付する」などと書かれた注意書きが添付されている。

[撮影協力:コムサテライト3号店とPCiN秋葉原とTSUKUMO eX.]

　上位モデルのAGP-V8200 DELUXEはビデオキャプチャ機能を持ち、さらに3Dグラスも同梱されている。コネクタ構成はAGP-V8200がVGAコネクタ1つのみ、AGP-V8200 DELUXEはVGAコネクタ、入力用S端子、出力用S端子、出力用コンポジット、3Dグラス用同期信号出力コネクタの計5つ。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とコムサテライト3号店]

　TV出力の有無で2モデルが発売されている。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　基板は緑色で、ビデオチップクーラーやメモリチップ用ヒートシンクも緑色で統一されている。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とT-ZONE. PC DIY SHOP]

　dts対応のUSB接続サウンドアダプタは既に発売されているが、5チャネルのパワーアンプまで内蔵した製品はこれが初めて。

　TSUKUMO eX.では5Fでデモを実施中。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　4スピーカー出力に対応している。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　このサブボードを装着することで、カノープス StormEditやAdobe Premiereといったビデオ編集ソフトでのMPEG-2エンコード処理が高速化される。

　搭載しているMPEG-2エンコードチップはPanasonic MN85560で、カノープスが6月に発売するTVチューナー内蔵ビデオキャプチャカード MTV1000などと同じもの。

□Panasonic MN85560(PDF)
http://www.mec.panasonic.co.jp/sc/product/PDF/M00284CJ.pdf

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとTSUKUMO eX.]

　CNR対応LANカードは「CNRカードに搭載した物理層チップを、マザーボード側の論理層チップで制御する」という仕組みになっており、今回の製品も物理層チップ（82562ET）などの少数のチップだけを搭載したシンプルなもの。
　対応マザーボードは、いわゆる「サウスブリッジ」にICH2チップを採用したマザーボードで、具体的にはi815Eチップセットやi815EPチップセットなどを搭載した製品が該当する。

　なお、今回USER'S SIDE本店が販売しているのはドライバ無しのバルク品のため、「ドライバはWebからダウンロードして欲しい」（同店）とのこと。

　CNRスロット対応製品としては、既にモデムカードが発売されている。

□Software, Drivers and Utilities for:Intel PRO/100 VE adapter(Intel)
http://appsr.intel.com/scripts-df/Product_Filter.asp?ProductID=407

□関連記事
【2000年10月21日】AOpen CR56-S（今週見つけた主な新製品）
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20001021/newitem.html#cr56s

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　なお、箱パッケージには、LowProfile向けの姉妹モデルの写真が掲載されているが、よく見るとUSBコネクタが基板に対して垂直についており、背の低いLowProfile用ブラケットに4つものUSBコネクタを用意している。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　20日(日)現在未発表のため、詳細仕様は不明だが、一部モデルのラベルには「MAXTOR 536DX」というシリーズ名らしき表記や「5400rpm」「Ultra ATA/100」といった性能表記が確認できる。1プラッタ当たりの容量については「100GBモデルの4W100H6のみ33.3GBで、残りのモデルは30.3GB」（複数の販売ショップ）という。
　なお、「536DX」というラベル表記が確認できたのは40GB/60GB/80GBの3モデルのみで、30GB/100GBのラベルにはこういった表記が無いため、今回の5モデルが全て同じシリーズに属するものかどうかは不明。

　従来販売されていたIDE-HDDの最大容量は81.9GB（Maxtor 98196H8）だった。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とOVERTOPとパソコン工房秋葉原店とBLESS 秋葉原本店]

　なお、この製品の姉妹モデルとしてプラッタ1枚の下位モデル MPG3204AH-Eもラインナップされているが、MPG3204AH-Eでは流体軸受けモーターはオプション扱いとなっている。

[撮影協力:OVERTOP]

　PS/PLAZA WAKAMATSUによると「流体軸受けモーターを使ったバリエーションモデル DK23CA-30Fも6月27日(水)に入荷予定」という。

[撮影協力:PS/PLAZA WAKAMATSU]

　デザインはスリットの入った「PlayStation2風デザイン」で、色別に黒（DC5000B）と銀（DC5000S）の2モデルがある。

　IDE-HDD内蔵用の専用金具が付属しているため、外付けHDDケースとしても使用可能。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とOVERTOP]

　上位モデルのCGK761MON30/CGK761MON38ではCPUとの接触部分に銅が使用されている。

□関連記事
【2月24日】ファン/冷却関連製品の新製品
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010224/ni_i_fn.html#cgk747albig

[撮影協力:CUSTOM]

　なお、付属のグリスは弁当の醤油入れなどに使われる魚型容器に入っているが、「次回入荷分からは通常の容器に変更される」（高速電脳）そうだ。

　発売元は川崎にあるPCショップのark川崎で、コムサテライト3号店では「まきお1号」という愛称をつけて販売中。

[撮影協力:高速電脳とコムサテライト3号店]

　製品ラインナップはCPUソケットに対するフィンの向きが90度異なるU60C-H25CとU60C-V25Cで、マザーボード上にある通風上の障害物にあわせて選択できる。

　グリスとCPUパッドが付属する。

[撮影協力:CUSTOM]

　今回追加発売されたのはMT-PRO1100 Plusがブラック（B）、シルバー（S）、3コートパールホワイトマイカ塗装(PM)の3タイプで、MT-PRO2200 Plusがブラック（B）、3コートシルバーマイカ塗装（S）の2タイプ。

　これまでは両シリーズとも白色モデル(W)のみが発売されていた。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　全コネクタともマザーボード直結式で、各ピンの割り当ては付属の注意書きに記載されている。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　なお、当初の発表ではPhotoDeluxe/Photoshop LE登録ユーザー向けの格安版「特別アップグレードパッケージ」も同時発売される予定だったが、「シリアル番号に不備があり、インストールできない例が確認された」（Adobe）そうで、発売日が6月初旬に延期されている。

　「全ダウンストリームポートを1台のPCに切り替える」という通常のUSB切り替え器とは違い、「ダウンストリームポートごとに接続先PCを変更できる」のが特徴で、全ての機器を1台のPCに接続したり、逆に全ての機器を違うPCに接続したりすることが可能。各PCからは4ポートUSBハブとして認識されるという。
　接続先の変更は付属の制御ソフトか、筐体上のボタンで行う仕組みになっているが、パッケージ写真を見る限りでは制御用ボタンは4つしかなく、具体的な操作方法も特に記載されていない。付属ソフトの対応OSはWindows 98/98SE/Me/2000。

　USBハブ部のタイプはセルフパワードタイプ。

[撮影協力:パソコンCityパーツ館]

　「マウスパッド」というよりは「板のように平べったいUSBハブ」といった印象の製品で、材質も透明なプラスチックが使用されている。透明素材を使用してはいるものの、「マウスと接する表面部には特殊な加工がしてあるため、光学式マウスでも問題なく使用できる」（ビクター）という。厚さは17mmでサイズは175mm×195mm。

　ホットキーは左手前に4つ用意されており、2ボタンを任意のアプリケーション起動キーとして、残りの2ボタンをそれぞれPCサウンドのミュートキー、ウィンドウのクローズキーとして使用できる。

　ビクターでは「必要だが邪魔なUSBハブと便利なホットキーを“マウスパッド”として1つにまとめることで、狭い机の上でもスッキリと手元で操作できる利便性を実現した」としており、今後も「新たな“多機能マウスパッド”シリーズを提案していく」という。
　愛称は「Hub P@！」（ハブパ）だそうだ。

　DOS/Vパラダイス2号店ではオレンジ色モデルのみを販売しているが、ビクターサービスエンジニアリングでは色違いの青色モデルもラインナップしている。

　USBハブ部はバスパワーまたはセルフパワーハブとして動作可能で、ACアダプタも付属している。

[撮影協力:DOS/Vパラダイス本店]

　なお、製品にはカスケード接続用コネクタも用意されているが「使用できない模様」（コムサテライト3号店）とのこと。

　DVIに対応したディスプレイ切り替え器は珍しい。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　PCカード接続のデータ通信カードをデスクトップPCで使うことを主目的としており、P-inのほかにも、DDIポケットのCard H"64(MC-200、MC-P210/TD)やASTEL AN-X1などが対応カードとして挙げられている。ただし、P-in comp@actやC@rdH"64 petitは対応外。

　あくまでも「データ通信カード専用」の製品で、メモリーカードやLANカードには対応していない。

[撮影協力:PS/PLAZA WAKAMATSU]

　同社製のPCカード型暗号鍵アダプタ PCKey-3との互換性はない。

[撮影協力:PS/PLAZA WAKAMATSU]

　合計最大出力はPentium 4非対応版の従来モデル Varius335と同じ300W（瞬間最大335W）だが、3.3V、5V、12Vの各最大出力が強化されている。3.3Vと5Vの合計最大出力は226Wで「クラス最高水準」（星野金属）という。
　また、新たに入力電圧の自動認識・調整機能を搭載しているという特徴もある。対応範囲は90～264V。

　この電源を搭載した製品としては、既にA331i GT-FourやMT-PRO1100 Plus W、MT-PRO2200 Plus Wなどが発売されている。

□関連記事
【4月28日】ケース類/関連製品の新製品
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010428/ni_i_cs.html

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとOVERTOPとTSUKUMO eX.]