Athlonの最上位モデル1.4GHzがフライングでデビュー

【 2001年6月2日号】

Athlonの最上位モデル1.4GHzがフライングでデビュー

　まだ未発表のAthlon 1.4GHzがアキバに出回り始めた。コアは従来のThunderbirdで、FSBは266MHz（133MHzのDDR）。いつものようにバルク品として流通し始め、31,800円～36,800円の実売価格で販売されている（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　現在までに正式発表されているAthlonのラインナップからすると、最上位モデルは3月に発表された1.33GHz。今回出回り始めた1.4GHzはまだ正式には発表されていない。ただし、以前から5月か6月に発表されるとの観測がネット上で流れており、実際に製品の流通が始まったというところからしても、大方の予想どおりもうじき正式発表されるのは確実とみられる。
　従来コアの高クロック品という位置付けの製品のため、特に形状など外観には変化はない。あるショップに入荷した製品をチェックした限り、マーキングは「A1400AMS3C AYHJA0121BPBW Y6385030350」と記されていた。
　1.33GHzとのあいだに10,000円近い開きがあることを考えると実売価格は高めだが、これもいわゆる“初物価格”であり、これから流通経路の選択肢が増えるなど改善が進めば、すぐにでも30,000円前後の価格にはなりそうだ。
　多少価格が高めであっても、Athlonの最上位クロックを使ってすぐにでもパフォーマンス向上をはかりたいというのなら、この週末が絶好のチャンスだ。
□Athlon（日本AMD）
http://www.amd.com/japan/products/cpg/athlon/

　（AMD製CPU）

[撮影協力:コムサテライト3号店と高速電脳とPCiN秋葉原]

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