5日(火)に正式発表されたばかりのCPUで、従来のThunderbird版Athlon版にSSE互換命令の追加やDual CPUへの対応、ハードウェアプリフェッチ機能の搭載、従来比20％の消費電力削減といった改良が加えられたもの。製造プロセスはThunderbird版Athlonと同じ0.18μm。対応ソケットは従来同様のSocket Aだが、「Athlon MP対応マザーボードでないと動作しない」（出荷元の国内代理店）という。

　実際のCPUはThunderbird版Athlonと似たような外見で、主な違いはCPUコアの縦横比・サイズや、コア周囲の部品配置など。CPUの4隅に「パッド」と呼ばれる緩衝材がついている点などは変わらない。

　「Athlon MP対応」が告知されているマザーボードは、8日(金)現在、Dual CPU対応のThunder K7のみで、フェイス、T-ZONE.本店(1F)ではAthlon MPとThunder K7を組み合わせたデモを公開中。

[撮影協力:高速電脳とT-ZONE.本店とフェイス]

　バルク品のFSB 266MHz版Athlon 1.4GHzとDuron 950MHzは先週既に出回っている。

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原2号店とPCiN秋葉原]

　従来モデルの付属メモリは合計128MB(64MB×2枚)だった。

[撮影協力:PCiN秋葉原]

　箱パッケージには相変わらず「Cyrix III」と書かれている。

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原2号店]

　高速電脳ではCPU 2個とSUPERMICRO製Socket 603マザーボードのP4DC6、対応電源のSP401-RA12の4点セット（229,800円）で販売していたが「入荷直後に完売してしまった」（同店）とのこと。次回入荷に関しては、「確認中」だそうだ。

[撮影協力/写真提供:高速電脳]

　発表されたばかりの新チップセット AMD-760MPを採用したサーバー向け製品で、対応CPUは新CPUのAthlon MP。現行の「Thunderbirdコア」版AthlonやDuronでの動作については特に明言されていないが、USER'S SIDE本店ではDuronを2つ搭載した状態で店頭デモが行われているほか、エルプラザでも「Thuderbird版Athlonを使って2CPUと認識されることを確認した」という（両店ともに動作保証はなし）。対応メモリはRegisteredタイプのPC2100対応DDR SDRAM DIMMで、ショップによると「Registeredタイプでないと動作しない」という。

　サーバー向けの製品のため、豊富なオンボードデバイスを持っており、ビデオチップ(ATI RAGE XL,4MB)や10/100Base-TX対応LANインターフェイス(2チャネル)、Ultra160 SCSIインターフェイス(2チャネル)などを標準搭載している。拡張スロットはAGP Pro×1、64bit/33MHz PCI×5、DDR DIMM×4。

　動作させるためには特殊な専用電源ユニットが必要で、ほとんどのショップではセットで販売中。この専用電源はNMB Technologies製のGM460WTXW01SSV（460W）で、8ピンの電源コネクタが追加で用意されているなどの特徴がある。

□AMD-760MP
http://www.amd.com/japan/news/prodpr/nr21034.html

[撮影協力:エルプラザとコムサテライト1号店]

　IDE-RAID機能やサウンド機能をオンボード搭載したST6-RAIDとIDE-RAID機能を省略したST6の2タイプが発売されている。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とパソコンハウス東映]

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　バックパネルは特殊な配置になっており、ゲームポートが無い代わりにUSBポートが4つ用意されている。

[撮影協力:PCiN秋葉原とぷらっとホーム]

　箱パッケージは「Media GX」や「ISA」などのロゴが入った共用タイプで、付属のドライバCDもCD-Rメディアに記録された状態で同梱されている。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　DVI-VGA変換アダプタやS端子-コンポジット変換アダプタなどが付属している。

[撮影協力:エルプラザとTSUKUMO eX.]

　TV出力機能の有無で2つのモデルが用意されている。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　同社製サウンドカードのAU-10(FM801-AU,PCI)と5.1チャネルスピーカーをセットにした製品で、サウンドカード - スピーカー間は9ピンの専用アナログケーブルで接続する。
　付属品は赤外線リモコンとDVD-Video再生ソフトのWinDVD 2000など。

　バーテックスリンクによる国内保証付き。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　ハードウェアエンコードに対応した製品で、エンコードチップには同社の業務向けカードにも使用されているPanasonic MN85560を採用している。TVチューナーはステレオ対応。

　機能面では、ログオフ状態やスタンバイ状態でのタイマー録画をサポートするほか、タイムシフト再生や静止画キャプチャにも対応している。また、「DV → MPEGファイルコンバータ」によってDV形式のファイルをMPEG-2形式に高速変換することも可能。なお、電子番組表を使った録画予約機能やiモード端末をつかったリモート録画予約機能は現在サポートされていないが、「付属ソフトのバージョンアップで対応する」とのこと。

　キャプチャ可能な解像度は720×480ドット／352×480ドット／352×240ドットで、対応ビットレートは1Mbps～15Mbps。固定ビットレート(CBR)のほか、可変ビットレート(VBR)もサポートしている。

　多数のショップに入荷したものの、そのほとんどで売りきれており、既に強い品薄状態。今後の入荷状況に関しては、一部ショップが「来週頭～中頃に少量が再入荷する」としているが、ほとんどのショップでは「まとまった量が入ってくるのはかなり先」としており、中には「次回入荷は7月になる」と告知しているショップもある。

[撮影協力:エルプラザとTSUKUMO eX.]

　エンコードチップはC-Cube DVxploreで、MPEG-2のMP@MLプロファイルでのビデオキャプチャに対応している。

　DVDオーサリングソフトのDVDit! LEやビデオ編集ソフトのMegaVi DV、DVD-Video再生ソフトのPowerDVD VR-Xが付属しているが、ドライバCDは付属しておらず、同社のWebサイトからダウンロードするようになっている。

　基板デザインはメルコ MEG-VC2に良く似ている。

□MEG-VC2(メルコ)
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/m/meg-vc2/index.html

[撮影協力:OVERTOP II]

　付属していたビデオ編集ソフトのAdobe Premiere 5.1が同6.0に変更されている。

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店]

　ラインナップは4台のHDDを接続できるEscalade 7410と、8台のHDDを接続できるEscalade 7810の2タイプで、いずれも64bit/33MHz PCIに対応したもの。
　対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000など。

　USER'S SIDE本店では、IBM製7,200rpm HDDのDeskstar 60GXPを4台使ったRAID 0システムを店頭デモしており、「CPU負荷の低さや転送速度の高速さを体感できる」とアピールしている。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとUSER'S SIDE本店]

　LowProfile PCIスロット専用の製品で、通常のPCIスロットに対応したブラケットは付属していない。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　10日(日)現在未発表の製品で、ショップの説明によると回転数は5,400rpmで、WD800ABの搭載バッファ容量は2MBだそうだ。

[撮影協力:OVERTOP]

　CRD-BP1500の「24倍速書き込み」は、書き込み位置に応じて段階的に書き込み速度を変化させるZone CLV技術を利用したもので、最も低速になる内周部の書き込み速度は16倍速になる。読み込み速度は最大40倍速で、CD-RWメディアへの書き込み速度は10倍速。

[撮影協力:パソコンハウス東映と高速電脳とPCiN秋葉原]

　ソニー VAIOシリーズの専用オプションとして発売された製品で、動作保証があるのは「OSがWindows Me/2000で、GigaPocketがプリインストールされているデスクトップタイプのVAIO」のみ。

　今後は、ほとんど同仕様の製品「DR-214F」がロジテックから出るほか、PC内蔵用のパイオニア製DVD-R/RWドライブ「DVR-103」がエスティトレードから6月中に発売される予定。さらに松下電器からは内蔵用DVD-R/DVD-RAMドライブ「LF-D321JD」も発売される予定になっている。

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原本店とTWO-TOP秋葉原1号店]

　16倍速の書き込みは「常に16倍速」のCLV方式。

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店]

　限定モデルは既に多くのショップで完売しているが、「少量のみ再入荷した」として店頭販売するショップも一部にある。

[撮影協力:OVERTOPとT-ZONE. PC DIY SHOP]

　キーボード自体は、標準的なキーのほかにCD再生の制御を行うマルチメディア用のキーボードがついた多機能タイプ。箱パッケージには英語で「Multimedia Keyboard」と書かれているほか、カタカナで「マスメディアキーボード」と書かれている（マルチメディアキーボードの誤植と思われる）。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

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【2001/4/14】超豪華な京友禅柄キーボードが発売に、価格は約5万円
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010414/etc_urushi109.html

[撮影協力:クレバリー1号店]

　セットされるソフトの違いでProfessional Special、Professional、Standard、Personal、Developerの5種類があり、さらに割引対象などの違いで製品版、アップグレード版、アカデミック版、OEM版などの種類に分かれている。
　今回の最新バージョンでは、状況に応じて機能をリストアップしてくれるスマートタグや頻繁に使う設定項目を常に表示しておける作業ウインドウなど、操作効率を上げるための新機能がいくつも追加されている。

　また、新たに不正コピー防止機能の「Product Activation」が盛り込まれており、インストール時にインターネットまたは電話でのライセンス認証を行う必要がある。認証を行なわない場合は50回までアプリケーションを起動できるが、51回目からはファイルの保存ができなくなるなど機能限定モードに変更される。このProduct Activation機能はWindows XPでも採用されるもの。

　対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000で、Windows 95には非対応。

[撮影協力:高速電脳とフェイス]

　ソフト名は「WinDVD ARENA 2」だが、搭載エンジンは「WinDVD ARENA 3.0 エンジン」だそうだ。

　カノープスブランドの「WinDVD 3.0」は先週発売されている。

[撮影協力:PCiN秋葉原]

　ゲームの基本ルールは「サンバDEアミーゴ」と同じだが、画面に出てくるキャラクターは猫やカニなどのオリジナル3Dモデル。

　付属のマラカス型コントローラはゲームポート接続。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　対応クロックは「1.33～2.xGHz」（SNE）だそうだ。

[撮影協力:コムサテライト2号店とCUSTOM]

　対応クロックは「1.13～1.xGHz」(SNE)という。

[撮影協力:CUSTOM]

　対応クロックはPentium III/Athlonともに1.5GHzだそうだ。

[撮影協力:クレバリー1号店]

　前面USBコネクタは合計4ポートで、透明なアクリル版で蓋ができる構造になっている。接続方式はマザーボード直結タイプだが、店頭で確認した限りではピン配置に関する資料類は付属していない。

　OWL-PC-60-USBとOWL-PC-69-USBの違いは前面パネルで、前者がOWL-PC-60と同じような平面的な前面パネルを採用しているのに対し、OWL-PC-69-USBでは額縁状にわずかな凹凸がある前面パネルを採用している。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　　搭載している300W電源はDELTA製で、Pentium 4とAthlonをサポートしている。

[撮影協力:FRESH FIELD]

　基本色はアルミの素材色であるシルバーで、ドライブベイのカバーとサイドパネルがダークグレーになっている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　なお、今回の「先行出荷モデル」では搭載チップセットのi460GXが「最終仕様よりひとつ前のステッピング」になっているため、あくまでもも評価用/開発者向けとして販売される。通常モデルの出荷は7月下旬からで、8月以降には先行出荷モデルを通常モデルにアップグレードするサービスも予定しているという。

　ぷらっとホームの店内には733MHz/2MBキャッシュ版Itaniumを2台搭載したデモ機が設置されており、IA-64版のTurbo Linuxが動作中。

[撮影協力:ぷらっとホーム]

[撮影協力:クロスオーバー]

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　1枚毎のケースに入った10枚セットと、25枚入りスピンドルの2タイプが販売されている。

[撮影協力:あきばお～伍號店（ブロックD2-(f1)）とフェイス]

　大容量化の技法については明記されていないが、この容量を実現する製造技術についてはニコンが既に発表済み。

　書きこみ速度に関しては「MULTI SPEED」とあるのみで、実際の対応速度は不明。

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【2000年12月19日】ニコン、300MBの高密度8センチCD-Rを開発(PC Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20001219/nikon.htm

[撮影協力:クレバリー3号店]