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40GBプラッタ採用で7,200rpmの高速HDD「Barracuda ATA IV」登場
外観に大きな変化あり、角張ったデザインに
【価格は2万円台】 | 【外観に変化あり】 |
【基板面も金属板でカバー】 | 【スポンジ?】 |
【新旧の外観比較】 | 【ラベル(80GB)】 |
店頭に並んだのは、60GBモデル「ST360021A」と80GBモデル「ST380021A」の2種類。なお、80GBモデル「ST380021A」については、80GBをプラッタ2枚で構成したHDDとしても初の製品になる。
●現時点で最強のIDE HDD?
特筆すべきは、やはり「現時点で最強」と言っても過言ではないそのスペックだ。7,200rpmのスピンドルと、1プラッタあたり40GBという高密度プラッタの採用により、内部転送速度は69.3MB/secにも達する。つまり、これで「Barracuda ATA IV」シリーズは“UltraATA/66超え”を果たしたわけで、ようやくUltraATA/100インターフェイスの真価を発揮するドライブが出たという意味でも注目に値する製品と言えるだろう。
さらに、モーターに流体軸受けを採用することで、待機時とシーク時の動作音をそれぞれ20dB、24dBに抑えることができたという。速度の面以外にHDDに求められる要素である「静音性」についても、「Barracuda ATA IV」シリーズは進化を遂げたというわけだ。
●外観も大きく変化
外観も従来製品の「Barracuda ATA III」シリーズとはだいぶ異なっている。従来の丸みを帯びたようなデザインから、四隅が角張ったゴツゴツした印象のものに変わっており、一見してすぐBarracuda ATA IIIとIVの判別が付く。
実売価格は「ST360021A」が19,800円~26,800円、「ST380021A」が27,980円~31,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。現在店頭に出回っている60GBモデル、80GBモデルともに、従来製品などに比べると数千円高い値段を付けてはいるが、現時点で最強のスペックを持つ製品ということから考えれば価格的には妥当と言えるかもしれない。
ビデオキャプチャやビデオ編集を行なおうというユーザーや、スピードと静音性の両方を追求するユーザーにとって、有力な購入候補になる製品であることは間違いないだろう。
□Barracuda ATA IV(Seagate Technology)
http://www.seagate.com/cda/newsinfo/newsroom/releases/article/0,1247,1156,00.html
(Seagate Barracuda ata IVシリーズ) |
[撮影協力:OVERTOPとBLESSストレージ館]
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