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Pentium IIIの旬な話題といえば、今やDステップやFC-PGA2に関するものだが、そんな中、なぜか今ごろになってFSB 100MHzに対応したCステップのFC-PGA版Pentium III 900MHzが登場した。販売を始めたのはUSER'S SIDE本店で、同店によると「FSB 100MHzのPentium IIIはまだまだ需要が大きいので大量に発注したのだが、来たのは1個だけ」とのことで、現時点では現品販売のみになっている。マーキングを見るとS-SpecはSL4SDで、確かにこれはデータシートにもCステップのFSB 100MHz対応モデルとして掲載されている。実はこの900MHzモデルは、アキバで実際に売られているFSB 100MHz対応Socket 370用CPUとしては 最速モデルであり、アップグレード用途などには特に魅力あるCPUと言える。同店は、できれば常時在庫をおいて販売できるようにしたいとのことで、FSB 100MHz対応Pentium IIIシステムのアップグレードを狙っている人は要チェックだ。なお、データシートによると、CステップのFSB 100MHz対応FC-PGA版Pentium IIIには、このほか1GHzモデルと1.1GHzモデルも存在していることになっている。実売価格は30,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □Pentium III(http://developer.intel.com/design/pentiumiii/) |
小型PCフェチの物欲を刺激する注目のSocket 370マザーボードがFREETECHから登場した。17cm角という超小型FlexATXフォームファクタの製品「P6F209B」で、この小さな本体の中にとにかくいろんな機能を詰め込んでいるのが特徴だ。チップセットは、Savage4コアのビデオチップを統合したApollo PL133Tで、サウンド機能ももちろん持っている。そのうえ、RealtekのLANコントローラーとLucentのIEEE-1394コントローラーまでオンボード搭載している。DIMMスロットは2本で、拡張スロットはPCIが1本と少ないが、これだけの機能を凝縮して17cm角に収めているのだから、拡張スロットがあるだけでも奇跡的だ。オンラインマニュアルの記述によると、このマザーボードでPentium III 1.13GHz以上のCPUも動作可能というから驚きだ。過去にShuttleから「FE22」という似たマザーボードが出たときには異常な人気ぶりを見せたが、今回の製品はどうだろうか。実売価格は15,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □P6F209B(http://www.freetech.com/1product-2-P6F209.htm) |
ヒートシンクのCPU接触面が24金でメッキされたCPUクーラーが発売されたことはまだ記憶に新しいが、今度はヒートシンク全体が銀メッキされているというSocket A/Socket 370用CPUクーラーがasakaという聞き慣れないメーカーから登場した。製品名は「SILVER MOUNTAIN」。実はヒートシンク自体は銅製なのだが、その表面は全て銀メッキされているため、まるで銅製であることは感じさせないものになっている。特にヒートシンクの側面は、近くに置いた物体が映り込むほど磨き上げられており、高級感さえ漂ってきそうな出来栄えだ。実は金属の中で熱伝導率が最も高いのは銀で、その次が銅であるため、単純に素材の組み合わせという意味では最強というこになる。ただし、銀のメッキでどの程度プラスαの効果があるのかは不明。6,800rpmの高速ファンを搭載していることもあって、メーカー側の資料によるとAthlonならば1.7GHzまで対応可能というから、冷却性能の高さは折り紙付きではある。少なくとも冷却用に使う金属素材としては、銅の次はもう銀しかないわけで、ある意味では次世代CPUクーラーなのかも?実売価格は4,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □SilverMountain(http://www.akasa.com.tw/silver%20mountain/silvermountain.html) |
先週登場した、紫色の基板に「CheCheマーク」をプリントしたド派手なマザーボード「AX3SP PROCheChe」に続き、今週はそのビデオカード版とも言うべき「PA256 Deluxe II CheChe」が発売になっている。この製品も基板全体が紫色になっているほか、メモリ用のヒートシンクやビデオチップ用ヒートシンクまで紫色で統一され、ビデオチップ用ファンのカバーには「CheCheマーク」も入っている。機能的にはすでに発売されているGeForce2 Pro搭載ビデオカードのPA256 Deluxe IIと同じものだが、見た目はまったく別物のような印象を受ける。もちろん「AX3SP PROCheChe」とベストマッチするビデオカードであることは言うまでもない。実売価格は16,480円~18,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □PA256 Deluxe II CheChe(http://www.aopen.co.jp/products/vga/pa256deluxe2m.htm) |
食事処が少ないと言われるアキバだが、この夏は注目のお店が2店もオープンする。ひとつは、焼肉バイキングの「焼肉バイキング カルネステーション秋葉原店」。ここは9日(月)にオープンしたばかりのショップで、なんと24時間営業で焼肉が食べ放題という魅力的なショップ。業務向けの生鮮食料品店として知られる肉のハナマサが運営していることもあって、食材の質は期待できそう。場所は台東区上野5-9(ブロックF4-[f1])、蔵前橋通り沿いのJR山手線ガード下になる。もうひとつは、なんと、カニ専門店の「かに道楽 神田明神下店」。アキバとカニの接点がいまいちわからないところだが、ショップやメーカー営業の接待用に使われるのでは?という説もある。正式なオープンは16日(月)。場所は千代田区外神田2-5-12(ブロックD1-[d1])、PC-Successの入っているビルの1Fになる。ビルの屋上には巨大な看板、1Fの店先にはカニの大型模型が出ているので、それが目印。アキバもグルメな街に発展しつつあるのかも? □肉のハナマサ(http://www.hanamasa.co.jp/) □かに道楽(http://www.jri-jp.com/) |
先日、駅前にアダルトグッズショップがオープンして話題になったばかりだが、今度は中央通り沿いの一等地にアダルトビデオを大量に扱うビデオ専門店「ラムタラ秋葉原店」がオープンした。以前までシスペックが利用していたビルを利用し(ブロックC2-[c4])、1F~5Fの全5フロアで営業中。人目に触れる1Fこそ一般的な映画やアニメ映画のビデオを中心に並べているが、2Fはブルセラ/成人コミック、3Fは成人マニアインディーズ/成人洋モノ、4Fは成人特殊マニアック、5Fは成人キワモノ系などといった調子で、延々とアダルト系のビデオやDVDが並んでいる。新宿店で扱っているアダルトグッズはさすがに扱っていないが、それにしても店内は“エロ全開”である。最近は一般の週刊誌やTV番組までもが、アキバが“電脳エロ街”と化していると騒いでいるが、これでまた風俗度がアップしたことになる。 |
首都圏の地上波放送デジタル化に合わせて建設が検討されている世界最大級の電波塔“第2東京タワー”は、果たして本当にアキバにやってくるのだろうか。アキバでの建設がほぼ確定したといったん報じられる一方、その後断念したという報道もあって予断を許さない状況だが、なんと19日(木)から開催されるAKIBAXの会場では「秋葉原タワー」なる名前の模型が展示される予定という。13日(金)に同実行委員会が明らかにしたもので、「秋葉原タワー&ITセンター構想」というコーナーで展示が予定されている。一般に対しては、これ以上のことは明らかにされていないが、関係者向けに配布された資料では「800mの超高層タワーと周辺の模型(高さ90cm)」を展示すると明記していることが取材で判明している。当初の新聞報道では「600m級で世界最大」となっていたが、いつのまにか、さらに200mも伸びているのが気になるところ。新たな計画が進行しているということなのか、単なる誤植なのか…。具体的な計画が発表されないまま、実際に駅前周辺の再開発工事がどんどん進みはじめているが、これも“第2東京タワー”のためだと考えるとわかりやすいのだが…。 □AKIBAX(http://www.akibax.com/) |
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