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Apollo Pro133T搭載のマザーボード登場、Tualatinに正式対応
VIA製チップセットを搭載したマザーボードでTualatin対応をうたった製品としては、これまでにもApollo Pro133Aを搭載したものがいくつか存在しているが、実はVIA自身が正式にTualatin対応をうたっているチップセットはApollo Pro133Aではなく、その改良版であるApollo Pro133T。マザーボードメーカーが保証しているという意味では、チップセットがなんであってもいいわけだが、のちのちのサポートや安心感という点で、正式対応チップセットを搭載しているというのは見逃せない要素ではある。なお、NorthBridgeはApollo Pro133AがVT82C694Xであるのに対し、Apollo Pro133TではVT82C694Tとなっている。
初のApollo Pro133Tチップセット搭載マザーボード「SL-65KV2-T」は、Apollo Pro133A搭載の従来モデル「SL-65KV2」とスペック的にはほぼ同じもので、やはりTualatin対応かどうかが大きな違い。最近のマザーボードでは珍しくISAスロットを1本持っているという点も同じだ。対応FSBは66/100/133MHzなどで、133~200MHzは1MHz単位での設定も可能になっている。CPUコア電圧の設定範囲は1.075~1.825V(0.025V単位)。
Socket 370の真上に、赤地に白と黒で「TUNED for Intel Tualatin Coppermine Processor」と書いたド派手なシールが貼られているので、店頭ではこれがいい目印になる。Tualatinコア対応マザーボードを探している人にとっては要チェックの製品だろう。
□SL-65KV2-T(Soltek Computer)
http://www.vertexlink.co.jp/press20010727.html
□Apollo Pro133T(VIA Technologies)
http://www.via.com.tw/jsp/en/products/apollo/p133t.jsp
(Soltek SL-65KV2-T) |
[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとコムサテライト3号店]
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