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先週行われたバーテックスリンクのエンドユーザー向けイベント「バーテックスリンクユーザ感謝Days」の第2回目が、4日(土)の12:00~17:00までの間、今度は廣瀬本社ビル(ブロックC2-[d2])の1FとB1Fを使って行われた。第1回目と同様、未発売マザーボードの展示やメーカー関係者によるテクノロジーワークショップが実施されたほか、今回はLINKSYSのブロードバンドルーターを使ったブロードバンド体験コーナー、アウトレット品の販売コーナーが設けられ、多くの入場者でにぎわった。無料で自由に清涼飲料水などが飲めるフリードリンクコーナーも好評だったようだ。こうした自作PCユーザー向けにイベントが開催されるというのも、アキバの魅力の一つだ。 □バーテックスリンクユーザ感謝Days(http://www.vertexlink.co.jp/news/event/td/top/) |
Tualatinこと最新Pentium IIIへの対応をうたった、また新たなチップセットがアキバにお目見えした。今度はVIAのApollo Pro266Tで、名前から想像できるように、Apollo Pro266をベースとしてTualatinに対応したもの。内部バスに高速なV-LINKを採用し、メモリはSDR SDRAMに加えてDDR SDRAMに対応というSocket 370用チップセットとしての基本的な特徴は変わっていない。これを搭載した初めてのマザーボードとしてSUPERMICROからサーバー向けの「P3TDDR」が発売されたもので、DDR SDRAM用DIMMソケットを4本持ち、ビデオチップのRage XLやUltra160 SCSIコントローラーのAIC-7899Wなどをオンボード搭載している。CPUソケットはSocket 370が2つあり、Dual動作もサポートしている。実売価格は71,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。この製品を皮切りにして、今後は他社からもApollo Pro266T搭載マザーボードが出てくることになりそうだ。 □Apollo Pro266T(http://www.via.com.tw/jsp/en/products/apollo/p266T.jsp) |
今となってはどれほどの意味があるのか不明だが、最新の通信規格であるV.92に対応した外付けモデムがU.S. Roboticsから登場した。製品名は「USR5686D」。28.8Kbpsや56Kbpsが最速だった頃に大ヒットした同社のモデムSportsterによく似た本体のそれは、V.92に対応したことにより、下りの速度は56Kbpsと変わらないものの、上りの通信スピードが33.6Kbpsから48Kbpsへとスピードアップし、また、キャッチホンで割り込みが入ってもデータ通信が途切れないようにするModem-on-Hold機能、通信相手との接続ハンドシェイク時間を短縮するQuickConnect機能などを備えている。もっとも、インターネットの接続でこれらの機能を利用するにはプロバイダ側が対応していなければ意味はなく、現状ではほとんど対応を表明しているところはない。JATE認定の通っていない輸入モデムということもあって、万人向けではないが、現状で特定の通信相手とアナログ回線でスピードアップする必要があるという人には気になる製品には違いない。実売価格は13,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □USR5686D(http://www.usr.com/products/home/home-product.asp?sku=USR5686D) |
空きのドライブベイに設置して、サウンド入出力コネクタやUSB端子などをPCの背面から前面に移設するフロントアクセスキットの新製品として、ちょっとユニークなものが登場している。メーカー不明の製品で、型番は「SP-150」という。フロントアクセスキットは、これまでにもいろいろなタイプが出ているが、この製品のユニークなところは、HDDのマウント機能とステレオスピーカーを内蔵している点。5インチベイサイズの製品で、表面から見ると、左右にスピーカー、中央上に電源ボタンと3Dサウンドボタン、その下にボリュームとPHONE/Line 端子、さらにその下にUSBポートが2つという構成になっている。そして内部には3.5インチHDDをマウントするスペースがあり、その上から蓋が閉められる構造になっている。ただでさえ不足しがちなドライブベイをフロントアクセス化のためだけに消費してしまうのはもったいないという人には最適だろう。これでHDDとの共有がはかれ、おまけにスピーカーの設置場所まで確保できてしまうというわけだ。microATXケースを使っている人に特に向いているかもしれない。実売価格は1,380円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 |
イーレッツがUSB扇風機の「涼風一直線」を発売してからまだわずか1ヶ月しか経っていないというのに、他社から続々と似たような製品が登場してきている。先週の予告どおり、あきばお~のハーマンズが中型の卓上扇風機を使った強力タイプを発売したほか、タイムリーからは「涼風一直線」とまったく同じ卓上扇風機に、ケーブルと抵抗をセットにしたUSB扇風機自作キット「ELEFAN/USB」が発売されている。同梱されている手書きのマニュアルを見ながら、自分で加工して完成させるというもので、最低限の加工として、卓上扇風機にはUSBケーブルを通す穴だけが開けられている。色はスケルトンイエローとスケルトンプルーの2色。箱に書かれてある「クーラーが買えなくても、これなら買える。あなたの暑~い頭を冷やしてください。」というメッセージが笑える。懐の寂しい人は、これで扇風機も自作すべし、ということらしい。なお、一部のショップでは、このキットを完成させたものも販売中。実売価格は1,380円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □タイムリー(http://www.timely.ne.jp/) |
相変わらずタイピングゲームソフトのブームが続いているらしい。今度はホロンから「燃える闘魂タイピング アントニオ猪木1、2、3、打ぁーっ!!」が3日(金)に発売され、4日(土)にはそのキャンペーンとして、ものまねタレントの春一番がアキバに出現した。各店を回っては、いつものように赤いガウンを着たまま拳をふりあげ、「1、2、3、打ぁーっ!!」と店頭で叫んでアントニオ猪木のものまねを披露し、ちょっとした注目を集めていた。ソフトのほうは、5人のレスラーを相手にタイプスピードで競い、相手レスラーより早く正確にタイプできれば技をかけられるというルールで進み、最終的には長文タイプで競い合ってアンドレ・ザ・ジャイアントを倒すというもの。ゲーム中は、アントニオ猪木のテーマ曲が流れ、雰囲気を盛り上げてくれる。OSはMacintoshとWindowsに両対応し、ローマ字入力によるキータイプ練習ができる。標準価格は5,200円。 □アントニオ猪木1、2、3、打ぁーっ!!(http://www.holonsoft.co.jp/sei_type_inoki.html) |
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