FSB 100MHzのPentium IIIでは最高速のPentium III 1.1GHzがいくつかのショップに入荷している。これは「FC-PGAパッケージで、CPUコアはCoppermine」(PCiN秋葉原)のバルク品で、実売価格は24,200円~25,700円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。Socket 370対応でFSB 100MHzという条件では、既にCeleron 1.10GHzなどが発売されているが、これでようやくPentium IIIでも「1GHz超え」を果たしたことになる。ただし、CPUのステッピングが最新のD0タイプのため、旧型マザーボードのアップグレード用として使えるかどうかは未知数。実売価格もCelron 1.10GHzの倍程度あるため、気軽に使えるというものではない。FSBを133MHzに引き上げ、オーバークロックして使うというマニアックな用途には重宝するかもしれない。 □Pentium III(http://www.intel.com/pentiumiii/) |
先週一部のショップが予告していたMaxtor製のUltra ATA/133対応大容量HDDの今週入荷は、残念ながら延期となってしまった。21日(金)に入荷する予定だった製品は、先日発表されたばかりの「DiamondMax Plus D740X」で、スペックは40GBプラッタ、7,200rpm、Ultra ATA/133。予定では20/40/60GBの3モデルが入荷する予定だったが、結局当日の搬入はなく、今後の正確な入荷時期もまだ不明とのこと。まだはっきりしていないが、このぶんだと、9月末に入荷する見られていた120/160GBモデルをラインナップしている「DiamondMax D540X」も時期が後ろにずれ込むことになるかもしれない。これらの製品に期待していた人は、もう少しの辛抱が必要なようだ。
□PressRelease(http://www.corporate-ir.net/ireye/ir_site.zhtml?ticker=MXO&script=410&layout=-6&item_id=205945) |
このところずっと品薄状態が続いていた“サムライの誘惑”ことElite製SiS735チップセット搭載Socket A用マザーボード「K7S5A」が各店に再入荷している。22日(土)の調査では22店に在庫があり、いずれもかなりの量が入っているいるため、すぐに売り切れてしまうことはなさそうだ。SiS735を搭載した「K7S5A」は、パフォーマンスの高さと実売価格の安さとが相まって、発売直後から人気が沸騰し、多くのショップが「予想を大きく上回る人気」というほどの人気だが、ひとまずこれで品薄現象については一段落つきそうだ。実売価格は9,470円~11,799円(詳細は「その他のお買い得情報」参照のこと)。 □K7S5A(http://www.ecs.com.tw/products/k7s5a.htm) |
マイクロソフトの最新OSであるWindows XPの発売が間近に迫り、アキバでは予約受付がスタートした。大型店を中心として店頭入り口に巨大な貼り紙を出すなど、少しずつ発売にむけての雰囲気作りが進みつつある。ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館では、Windows XP ProfessionalやHome Editionの通常版やアップグレード版などの参考価格を掲載した予約申込書を配布中だ。Web上の通販などでも特典付きの予約販売が各所で行われているので、発売日に楽して手に入れたいという人は、特典などそれぞれの予約サービス内容を吟味して利用するといいだろう。Windows XPの発売日は11月16日(金)。アキバでは、また恒例の祭り騒ぎが見られそうだ。 □Windows XP(http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/) |
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