9.5mm厚2.5インチで初の40GB HDDが東芝から登場、日立は30GB

　ヘビーなノートPCユーザーにはまさに朗報だ。東芝から、いよいよ待望の大容量2.5インチHDDが登場したのだ。標準的な9.5mm厚タイプながら、40GBという過去最大の容量を持つ「MK4018GAP」が発売され、店頭では29,990円～34,800円で販売中だ（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　「MK4018GAP」は、先々週登場した容量20GBモデル「MK2018GAP」の上位モデルにあたり、20GBプラッタを2枚内蔵することで計40GBの記憶容量を実現している。本体の厚みは標準的な9.5mmを維持しているため、ここ最近に発売された薄型ノートPCでも問題なく内蔵が可能だろう。製品を実際に手に取ってみると分かるが、この9.5mmという薄い本体で40GBもの容量を実現しているというのは驚異的だ。

　容量以外の仕様は「MK2018GAP」と同じで、インターフェイスはUltra ATA/100対応でスピンドル回転数は4,200rpm、平均シークタイムは12msec、バッファ容量は2MBとなっている。

　製品発表時からパワーユーザーの間で登場が待たれていた製品だけに、すぐに品薄になることは必至と見られる。もし、急ぎで自分のノートPCを大容量化したいのなら、早めに入手しておいたほうがいいかも知れない。

　なお、今週は日立から30GBの2.5インチ9.5mm厚HDD「DK23CA-30F」も出ている。この製品は流体軸受けを採用して静音性が高いという特徴もある。価格は22,580円～22,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

□プレスリリース（東芝）
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2001_06/pr_j2501.htm
□2.5型9.5mm厚で40GBを実現（東芝）
http://www3.toshiba.co.jp/storage/japanese/topicj11.htm
□日立2.5型ディスク装置（日立製作所）
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/storage/dk25/index-j.html
【2001/9/8】2.5インチHDDでは初の20GBプラッタ採用製品が東芝から登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010908/etc.html#MK2018GAP

	（東芝 MK4018GAP）
	（日立 DK23CA-30F）

[撮影協力:エルプラザとBLESSストレージ館とT-ZONE. PC DIY SHOP]

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