Microsoft製の新型キーボード「Office Keyboard」が出回り始めた。これはスクロール用のホイールやWebブラウザの「Back」「Forward」に対応したキーや、「Cut」、「Copy」、「Paste」などのショートカットに対応した専用キーを本体左側に備えた最新型のキーボード。ただし、現在出回っているのはすべて英語版で、日本語版は26日(金)に発売される予定になっている。スクロールキーなどがキーボードについたことで、マウスポインター移動を除くほとんどの日常的操作をキーボードだけで行えるようになっている。しかし、そのぶんキーボードの横幅が広くなっているほか、標準装備のアームレストが取り外しできない構造になっているため、縦幅も標準的キーボードより大きくなっているので要注意。机の狭いユーザーの環境には向いていない。実売価格は9,800円~9,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、RockValleyでは店内でデモを実施中だ。 □Office Keyboard(http://www.microsoft.com/japan/hardware/2002/keyboard/office.asp) |
ロジクールの「Cordless MouseMan Optical」に続く第2弾のワイヤレス対応光学式マウスとして、メーカー不明の「RF Wireless Optical Mouse」という製品が発売になった。機能的には両者ほとんど同じで、通信にデジタル無線を採用しているのも同じだ。「RF Wireless Optical Mouse」が大きく違うのは充電式電池を採用している点で、マウス台にもなっている受信機にマウスを置くことで自動充電される仕組みになっている(電池は700mAh/1.2Vの単4ニッケル水素電池が2本)。ただし、充電機能をいかすためには受信機側にACアダプタを常時接続しておく必要がある。インターフェイスはPS/2で、ボタンはホイールも含めると5つ、通信チャンネルは2つ用意されている。実売価格が5,480円と安いので(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、試しに使ってみるという程度の感覚で手に入れるのもいいかも知れない。なお、ホイール部分が赤く光る機能もあるものの、これはあくまで電池の電力低下を警告するアラームなので、正常時は光らない。 |
いまだ品薄状態が続いている、人気の外付けSCSIケースサイズ超小型自作PCキット「CUBE-24」とよく似た製品が発売になっている。内容的にはほとんど同じなのだが、唯一フロントパネルのデザインが異なっており、アルミ素材が剥き出しの状態ではなく、より高級感を出すための意味があるのか、やや水色がかった透明アクリル板が表面にはめ込まれている。「CUBE-24」はもともとアルミ材表面の処理にやや雑な面もあったため、これをカバーするのにも一役買っているようだ。メーカー名は不明で、型番は「CF-7989」となっている。実売価格は37,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「CUBE-24」が手に入らなくて探し回っている人にとっては狙い目の製品だが、6日(土)の時点で入荷分が即日完売してしまったというショップもあり、こちらも負けずに人気が高いようだ。 |
USB接続顕微鏡やUSB接続CCDカメラなど、これまでいくつもの子供向けPC用周辺機器を出してきたIntel Playブランドから、今度は「DIGITAL Movie Creator」というUSB接続のビデオカメラを中心としたキットが発売になった。動画撮影が可能なUSB接続カメラはすでに同ブランドからも出ているが、今回はカメラがUSB接続のクレードルと着脱でき、カメラ自身が昔の8mmフィルム用カメラのような縦型デザインになっているのが特徴。このカメラを持ち歩き、好きな場所で動画を内蔵メモリに記録し、それをクレードルを使ってPCに転送して付属のソフトでいろいろ編集して楽しめるというわけだ。出力されるファイル形式はAVIやWMV、JPEGなど。単独で動画撮影できるトイデジカメはすでに1万円程度で溢れかえっている状態だが、デザインのユニークさやクレードルが付いている点はちょっと魅力かもしれない。実売価格は14,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □Digital Movie Creator(http://www.intelplay.com/products/dmc/) |
LAOXが2日(木)付けで注目の大改装計画を発表している。それによると、LAOX THE COMPUTER館は1Fの書籍売り場がノートPCとデジカメ売り場に変わり、5Fと6FはビジネスIT化支援とイベントフロアへと変更、ほかの既存フロアも入れ替えが行われるという。改装期間はフロアごとに異なり、早いところは10日(水)から改装工事入りし、26日(金)には全館グランドオープンするとのこと。当初は全館が中小企業向けITソリューションに特化するようなイメージもあって注目を集めたが、実のところ、アキバを代表する一般ユーザー向け大型パソコン専門店という基本的なコンセプトに大きな変化はないようだ。そのかわりに、LAOX THE COMPUTER MAC館(ブロックC1-[e6])が中央通りに移転し、元の店舗が全館書籍専門店のLAOX THE COMPUTER BOOK館に生まれ変わるなど、ほかの店舗の変化のほうがダイナミック。LAOX THE COMPUTER BOOK館は15日(月)にオープンするという。アキバのランドマーク的存在の各店舗が変わるだけに、改装後の様子がどうなるのか要注目だ。 □改装案内(http://www.laox.co.jp/information/kabuka_ir/ir/011004.html) |
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