FSBを1GHz近くまで設定可能なSocket 478マザー登場、AOpenから
「AX4BS Pro」は、すでに発売されている同社のi845チップセット搭載Socket 478対応マザーボード「AX4BS」のマニア向けバージョンとも言える製品。Pentium 4のCPUバスクロックは通常400MHz(FSB 100MHz×4)だが、「AX4BS Pro」はFSBを1MHz刻みで最大248MHzまで、つまりCPUバスクロックを最大992MHzまで設定できるというかなりマニアックな仕様になっているのだ(「AX4BS」は最大504MHz)。FSB 248MHzというのはあきらかにオーバースペックで、とてもこのクロックでPentium 4が動作するとは思えないが、設定できる範囲は広いに越したことはないということなのだろう。
そのほか、独自のBIOS保護機能「DIE-HARD BIOS」や、エラー発生時に音声でその内容を伝える「Dr. Voice」を搭載する点も「AX4BS」とは異なる部分で、一般ユーザーにとってはどちらかといえばこちらの機能のほうが実用的な強化点と言えるかもしれない。AGPスロット×1、PCIスロット×4、PCI/CNR共用スロット×1、SDR SDRAM用DIMMスロット×3といったスロット仕様は「AX4BS」と同様だ。
また、この「AX4BS Pro」をベースに「さとう珠緒のオリジナル音声を搭載した」という2,000枚限定モデル「AX4BS PRO まいえんじぇる」の発売も近く予定されている(10月中旬発売予定)。ファンの人はもちろん、機能+ユニークな機能を持った最新Pentium 4用マザーボードが欲しいのなら、こちらの発売を待つというのもありだろう。
□AX4BS Pro(エーオープンジャパン)
http://www.aopen.co.jp/products/mb/ax4bspro.htm
□AX4BS PRO まいえんじぇる(エーオープンジャパン)
http://www.aopen.co.jp/company/news/2001/ax4bsmy.htm
(AOpen AX4BS Pro) |
[撮影協力:コムサテライト3号店とパソコンCityパーツ館]
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