i850搭載Socket 478マザーボードの本命か?ASUSから「P4T-E」登場
見た目のハデさはなくとも、オーソドックスな作りや安定性の高さ、マニア向けの柔軟な設定機能などで多くのユーザーの支持を得てきたASUS製のマザーボードだが、今回の「P4T-E」は例外的にとてもユニークな特徴を持っている。その特徴とは基板レイアウトで、RIMMスロットがCPUソケットとノースブリッジを囲うように、2本ずつL字型に配置されているのだ。とは言え、特別奇をてらったというわけではなさそうで、ほかの部品との兼ね合いなどからこのような配置になったようだ。この基板レイアウトが特に問題となるようなことはないと思われるが、購入を考えている人は念のため事前に手持ちのPCケース内部のレイアウトと照らし合わせてみるなどしておいたほうがよいかもしれない。
気になる設定機能については、BIOSメニューからFSB(100MHz~227MHz、1MHz単位)やVcore(1.700V~1.850V、0.025V単位)などの変更が可能なほか、RDRAMのアクセスタイミングを最適化することでシステムパフォーマンスの向上を図るという「RDRAM Turbo Mode」を備えるなど、オーバークロックを試したりパフォーマンスを追及するといったマニアックな使用にも十分耐えうるスペックになっている。
国内ではマザーボードの定番メーカーとも評されるASUSの製品だけに、注目を集める存在になるのはまず間違いない。この「P4T-E」が、自作PCユーザーのPentium 4への移行を加速させるひとつの材料になる可能性もありそうだ。
□P4T-E(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.co.jp/Whatsnew/whatsnew2109.html#p4t-e
(ASUS P4T-E) |
[撮影協力:パソコンCityパーツ館とフェイス]
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