最新Northwoodコアを採用した最速のPentium 4 2.20GHzがアキバでデビュー
いきなりリテールパッケージで発売、価格は約8万円

【Pentium 4 2.2GHz新発売】	【リテールパッケージ】
【シール】	【ノースウッド入荷しました】
【マーキング】	【CPUクーラー】

　2001年もあと残すところ数日という状況の中で、Northwoodコアを採用した最新のPentium 4 2.20GHzがリテールパッケージでデビューを飾った。箱パッケージの外観はまったく従来と変わらないため、表面に記されている動作クロック「2.20 GHz」とあるのが唯一の目印だ。

●リテールパッケージで登場

　先週登場した2.0A GHzモデルのバルク品は1店のみに少量入荷するという局所的なものだったが、今回の2.2GHzモデルはリテールパッケージ品で、かつ少量ながら複数のショップでの販売が確認され、ある意味では実質的に今回がアキバでのNorthwoodの本格的なデビューと言っても良さそうだ。ただし、Northwoodに関するIntelからの正式発表はまだであり、フライングでの登場には変わりない。

●CPUクーラーは従来と同じ

　さて実際の製品だが、CPUコアが変更されたとはいえPentium 4という製品に変わりはないということなのか、箱パッケージのデザインなどはとくに変更はなく、おなじみのオレンジ色を基調としたデザインのままになっている。箱パッケージには従来同様、CPUに関する仕様などが書かれているものの、それらも「400-MHz System Bus」といった既知のものがほとんどで、倍増したキャッシュ容量を示す「512-KB L2 Advanced Transfer Cache」という記述と「2.20 GHz」という文字が従来との唯一の違いだ。

　また、新型Pentium 4では動作電圧が1.5Vに下げられたことによる発熱量の減少が期待されるが、CPUクーラーは従来のSocket 478対応WillametteコアPentium 4のリテールパッケージ品と同様のものが付属している。CPUクーラーの小型化を期待していた人には残念だが、逆に冷却能力には余裕があると思われるだけに、オーバークロック化を狙うコアなユーザーには好都合と言えるかもしれない。

●実売価格は約8万円

　実売価格は79,800円～94,800円とかなり値が張るが（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）、Pentium 4 2.2GHzは現時点では数値的に最高動作クロックのCPUであり、キャッシュも倍増されているため、絶対的なパフォーマンスを追求したいというパワーユーザーにとってかなり魅力的なものと言えるだろう。

□Pentium 4（インテル）
http://www.intel.co.jp/jp/pentium4/
【2001/12/22】Northwoodこと0.13μm版のPentium 4が登場、第一弾モデルは2.0A GHz
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011222/northwood.html

　

（Intel Pentium 4シリーズ）

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店とTWO-TOP秋葉原2号店とソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館]s

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