Iwillからi860搭載のDual Xeon対応マザーボード「DP400」がデビュー
搭載するスロットはAGP Pro(AGP 4x)×1、64bit/66MHz PCI×2、32bit/33MHz×3、RIMM×4(最大2GB)で、オンボードデバイスはIntel製の10Base-T/100Base-TX対応LANコントローラとAnalog Devices製のAC97 Codecのみという、サーバー用としては比較的シンプルな構成になっている。2001年3月に先行してデビューしたDX400-SNをベースに、オンボードのSCSIインターフェイスなどを省略してエントリーサーバー用製品という位置づけで発売されたもので、その分価格が安くおさえられている。またHyper-Threading対応のPrestoniaコアXeonを標準でサポートしているというのも特徴のひとつで、BIOSレベルでHyper-ThreadingのON/OFFを制御できる機能も持っている。
PrestoniaコアXeonのデビュー前に発売されたi860搭載マザーボードでは、製品のリビジョンなどによってはBIOSアップデートなどの対応が必要になるものがあるが、この「DP400」は最初からPrestoniaコアXeonに対応しているという点で安心感がある。PrestoniaコアXeonを利用して、これからサーバーマシンを自作しようというというユーザーには最適のマザーボードと言えるだろう。もともとi860搭載のDual Xeon対応マザーボードの選択肢が少ないということもあって、パフォーマンス重視のサーバーやワークステーション用マザーボードとして人気を呼びそうだ。
なお、このマザーボードを利用する場合、PCケースも対応品を使うことを推奨されているので要注意。IwillからはCHENBRO製のSR207が専用PCケースとして指定されている。
□DP400(Iwill)
http://japan.iwill.net/products/spec.asp?ModelName=DP400&SupportID=
□SR-207(CHENBRO MICOM)
http://www.chenbro.com.tw/products/subproducts.asp?subid=SR207
(Iwill DP400) |
[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店とTSUKOMO eX.とツクモパソコン本店II]
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