左利きの人に朗報？テンキーなどが左に配置されたキーボードが発売に

【 2002年2月9日号】

左利きの人に朗報？テンキーなどが左に配置されたキーボードが発売に

　左利きの人には朗報かも知れない。メカニカルタッチのキーボードで知られるFILCOブランドのダイヤテックから、テンキーやカーソルキーなどを本体の左側に配置したという、ユニークな左利き用USB接続日本語キーボード「DFK-901LF」が発売された。価格は7,980円～9,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　パッと見では、全てのキー配列を単純に左右逆にした“ウケ狙い”の製品のようにも見えなくもないが、しかしよく見てみると、フルキー部のキー配列自体はそのままにして右側に、カーソルキー部とテンキー部を左側に、それぞれブロック単位で逆配置されているのが分かる。つまり、この「DFK-901LF」は、左利きの人がカーソルキーとテンキーを操作するのに適した実用的なキーボードというわけだ。
　しかも、片手で操作するテンキー部については、右から左に向かって「1、2、3……」というように、通常とは左右逆のキー配列になっているので、左利きの人が表計算などで多量の数値入力を行なうといった際も楽な設計になっている。
　キーボードの仕様はキー数が109、USBポートが2基、メカニカルキースイッチ採用といったところで、素材や質感などはFILCOブランドの従来製品と変わらない。あとは、この配列が本当に左利きの人にとって便利なのかどうかだが、この点は実際に左利きの人が店頭で操作して確かめる必要がありそうだ。
　なお、クレバリー2号店によると、この「DFK-901LF」は全国200本限定販売の製品とのことなので、入手は早めのほうがいいかも知れない。
□ダイヤテック
http://www.diatec.co.jp/

　（FILCO　DFK-901LF）

[撮影協力:テクノハウス東映]

[↑前の記事]：	Iwillからi860搭載のDual Xeon対応マザーボード「DP400」がデビュー
[↓次の記事]：	最新ATOK15を搭載した「一太郎12」がデビュー、関西弁をサポート

戻る　