先週登場したPowerLeap(FriendTech)の旧型Socket 370マザーボード向け“Tualatin対応化アダプタ”こと「PL-370/T」のロンテックによる日本語パッケージ版が発売になった。アダプタ自体は先に登場している輸入版と同じだが、今回登場した日本語パッケージ版はロンテックによる国内サポートと日本語マニュアル、保証書が付属しているということで安心感は高い。また、日本語マニュアルには「トラブルシューティング&ヒント」と題して、さまざまなトラブルに対する詳細な対処方法が書かれているので、動作チェックの際などには参考になるだろう。「動くかどうかは実際に試してみるまで分からない」というリスクの高い製品であることに変わりはないものの、日本語マニュアルが付属する分、若干敷居が低くなったと言えそうだ。実売価格は5,780円~6,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、箱パッケージの裏には「PL-P4」という製品が発売間近との気になる記述もある。これはSocket 423マザーボードで最新Socket 478用Pentium 4を使うためのPentium 4用のアップグレード製品という。 □PL-370/T(http://www.lontec.co.jp/PL-pro/370t.html) |
箱パッケージのサイズとデザインがATI純正品ソックリなことで注目を集めたJetway製RADEON 8500搭載ビデオカード「R200」にちょっとした変化がおこっている。今週一部ショップに入荷した同一製品が、発売当時とは一部内容が異なった状態で入ってきたのだ。変化がおきたのは箱パッケージではなく、なんとRADEON 8500の動作クロック。発売当時は動作クロックまで純正品と同じ275MHzで、しかも価格が安かったため、コストパフォーマンスの高さでも注目を集めたが、最新入荷分は250MHzになっていたという。わざわざ店頭で「8500LEです!今回は」とアピールしているショップもある。これが一時的なものなのか、初期出荷分からずっと混在していたのかなど、詳細は不明。実売価格は変わっていないため、購入を検討している人はとりあえずコストパフォーマンスの評価を慎重にやりなおす必要がありそう。なお、275MHz版のRADEON 8500を搭載した格安ビデオカードとしては、今週はAOpenから「RADEON 8500 BULK」が発売になっている。実売価格は26,980円~32,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □RV200(http://www.jetway.com.tw/evisn/product/vga/r200/rv200.htm) |
本社の経営難発表とGeForce4 MX440搭載ビデオカード「GLADIAC 517TV-OUT」の発売がほぼ同時に重なり、何かと話題のELSAだが、実はアキバではさらにもうひとつの話題を見つけることができる。それは、「GLADIAC 517TV-OUT」のパッケージデザインを表面にプリントしたオリジナルの板チョコの存在で、これはELSAがアキバの各ショップに配布したもの。多くのショップはそのまま食べてしまったようだが、一部のショップでは食べずに買い物客の目を楽しませようと店内にそのまま展示している。このチョコ、時期的にはバレンタインデーに合わせたものと考えるとちょうどいいのだが、「14日ではなく15日に、しかも男性社員が置いていった」と残念がるショップの店員も…。売り物ではないため、実際に手に入れることはできないが、ショップに足を運べば、レアなオリジナルグッズを直接目にすることができる。展示しているのはTSUKUMO eX.、ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館など。 □GLADIAC 517TV-OUT(http://www.elsa-jp.co.jp/product/ch/gladiac517/gladiac517tv_out.htm) |
一時期相次いで発売された、ポケモンやドラえもん、猫や犬といったキャラクター系デザインを採用したPCケースを思い起こさせるような、ユニークなデザインのPCケースが久々に店頭に並んだ。その製品とは、フロントパネルにあるLEDや電源スイッチ類などがTVゲームのパックマンのキャラクターに似ているというV-TECH製ATXミドルタワーPCケース「VT-3688KL」。フロントパネルの中央やや下に並んでいるスイッチ類は、左から横長のHDD LED、横長のPOWER LED、横長のRESETスイッチ、そしてこれら3つを追いかけて食べようとしている、左側に口のあいたパックマン型電源スイッチ、という順番に並んでいる。全体からすれば、とても小さな部分のデザインだが、パックマンを知っている人なら、このスイッチ類を見た瞬間に思わず笑ってしまうこと請け合い。300WのPentium 4対応電源を搭載して7,499円と安いのも魅力(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。低価格Pentium 4対応PCケースを探している人は、候補のひとつに入れてみてはいかが。 |
LowProfile対応で128MBメモリを搭載し、かつD3端子付きTVにも接続できるという格安のSiS315搭載ビデオカード「PA315 Pro-128」がAOpenから発売になった。実売価格は9,480円~9,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。カードそのものは、メモリ容量を除いて、ごく一般的なTV出力機能付きSiS315搭載ビデオカードといったところだが、付属のオプションブラケットを接続することで、セカンダリモニタやD3端子を持つTVにも映像出力が可能になるという大きな特徴を持っている。D3端子ケーブルがあらかじめ付属しているのもありがたい点だ。また、ビデオカード本体とオプションブラケットをそれぞれLowProfile対応にするための交換用ブラケットが付属しているので、スリムタイプのPCなどでも利用できるようになっている。描画速度に関しては決して最速レベルとは言えないものの、128MBメモリとD3端子の付いたビデオカードがこの価格帯で入手できるというのはなかなか魅力的であることは確か。低コストでPCゲームやDVD-Videoを高画質かつ大画面のTVで楽しんでみたいという人は要注目の製品だ。 □PA315 Pro-128(http://www.aopen.co.jp/products/vga/pa315pro-tvh.htm) |
2週間ほど前にUSER'S SIDE本店でサンプル品が展示され話題となった、Pentium 4用としては珍しいISAスロットをサポートしたMSI製i845チップセット搭載Socket 478マザーボード「845 Pro4(MS-6391)」の販売が同店でスタートした。実売価格は22,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。対応メモリがSDR SDRAMのみのため、パフォーマンス的には劣るものの、Pentium 4用としては唯一と言えるISAスロット搭載マザーボードだけに貴重な存在であることは確かだ。また、オンボードデバイスとしてIntel製の10Base-T/100Base-TX対応LANコントローラも搭載しており、基本的な機能面では充分と言える。最新CPUの環境でISAスロットをサポートする製品は、これが最後の入手チャンスとなる可能性もあるため、ISAバス用のカードがどうしても手離せないという人は、今のうちにこの「845 Pro4」を確保しておいたほうがよいかもしれない。 □845 Pro4(http://www.msi.com.tw/products/mainboard/mainboard.php?model=MS-6391) |
星野金属から、同社製自作PCキットのフロントパネルを鏡面加工仕様フロントパネルにしたという限定生産の「MIRAGE」シリーズが発売となった。「Pandora Plus MIRAGE」「Polo T MIRAGE」「Paradox MIRAGE」の3製品とも本体カラーはブラックとシルバーの2種類が用意されており、実売価格は「Pandora Plus P182 MIRAGE B」(ブラック)が43,800円、「Paradox P430 MIRAGE S」(シルバー)が53,800円など(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。この「MIRAGE」シリーズは、従来製品からPCケースや搭載マザーボードなどはそのままに、カラーリングとフロントパネルのみを変更したという、いわばバリエーションモデルといったところだが、対面にある物体などがくっきりと映りこむまさに鏡のようなフロントパネルは、この製品を印象付けるのには十分すぎるほどの特徴だろう。また、フロントパネルが鏡面加工という特殊仕様でありながら、価格は従来モデルとほとんど変わらないという点も魅力的だ。PCケースは見た目重視だというユーザーには、間違いなくおすすめの製品と言えそうだ。 □MIRAGE(http://www.soldam.co.jp/barebone/mirage/) |
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