単独で320GBの容量を持つIEEE-1394接続の外付けHDDがヤノ電器から登場
2台のHDDの1ボリューム化を可能にしたのは同社独自の「エクスパンド技術」というもので、データアクセス時は必要なHDDのみを駆動するようになっているため、消費電力の節約とユニットの発熱量の低下も実現しているという。
容量以外の主な仕様は、本体サイズが幅102mm×高さ157mm×奥行き253mm、重量が2.9kg、HDDの回転速度が5,400rpm、読み出し時平均シークタイムが15ms、キャッシュ容量が2MBなど。データ転送速度については35MB/sとしており、必ずしも最速レベルというわけではないが「BM320FA」の場合はアクセススピードよりも1ボリュームあたりの容量の大きさが最大の魅力と言えるだろう。
IEEE-1394接続のため起動ドライブとして使用できないのは仕方がないものの、同社が「DVデータなら約24時間分の保存が可能」としているとおり、映像や音声などの大容量データを記録しておくストレージデバイスとして最適な製品であることは確か。現時点で入手可能なIDE-HDDの最高容量は、Maxtor製DiamondMax D540X(4G160J8)の160GBとなっているが、これでもまだ容量不足というハイエンドユーザーは購入を検討してみてはどうだろう。
実売価格は148,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□BM320FA(ヤノ電器)
http://www.yano-el.co.jp/products/b-max/
(ヤノ電器 BM320FA) |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]
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