microATX対応の小型PCケースなどで利用されるSFX電源ユニットとしては過去最大となる250Wの電源容量を持つ「MPW-250N」が東海理化販売から発売された。実売価格は7,280円~7,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「MPW-250N」は静粛性をウリとする同社の「静」シリーズの製品で、電源容量のほか動作音が25dBとかなり低く抑えられているのも特徴のひとつ。Pentium 4/Athlon XPにも対応しているので、静粛性を備えたハイパフォーマンスPCを小型ケースで自作したいという場合には有力な選択肢となりそうだ。ただし、冷却ファン部分が電源ケースから13mm出っ張った形で配置されているので、手持ちのPCケースに合うかどうかなどを事前に確かめておいたほうがよいだろう。 □東海理化販売(http://www.torica.com/) |
これもブロードバンド時代の象徴というべきなのか、なじみのあるマザーボードメーカーからブロードバンドルータが発売になった。メーカーはGIGABYTEで、型番は「GN-BR401」。技術に長けたメーカーの製品だけに、最近の高速ルータに採用例の多いARM9プロセッサを搭載し、最大スループットは80Mbpsにも達するという。また、ICQやNetMeetingなどへの完全対応をうたっているほか、LAN側に4つの10/100Base-TXポートがあるのに加えてUSBポートまで備え、LANインターフェイスのないPCでもUSB経由で接続できるという特徴もある。また、中の基板が青色になっている点もGIGABYTEらしいところ。ルータはのファームウェアの更新頻度もユーザーにとっては重要な評価点になるが、マザーボードメーカーの製品だけにBIOSと同様のサポートが期待できそうだ。実売価格は12,700円~13,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □GN-BR401(http://ns.pclinks.jp/gn-br401.htm) |
動作環境がWindows XPに限定されているというなんとも珍しいマザーボードが登場した。その製品とは、MSIのnForce-415Dチップセット搭載Socket Aマザーボードの「K7N415 Pro」で、パッケージの表面に「本ボードは、Windows XP環境で最高の性能を発揮するよう調整しておりますので、他のOSでの動作保証は致しかねます」という注意書きが書かれている。たしかにnForceは、NVIDIAが「NVIDIA nForce & Windows XP: A Perfect Match」とうたうチップセットだがWindows XP専用というわけではなく、ドライバについてもWindows 98SE/Me/2000用のものもちゃんとリリースされている。実際のところ、「K7N415 Pro」が何を理由にWindows XP専用をうたっているのかは定かではないが、メーカー側がここまで明確に表示を行なっているだけに、一応は注意をしたほうがよいかもしれない。製品自体は5.1chサウンド出力機能のほか、10Base-T/100Base-TX対応LANインターフェイスなども備える多機能なマザーボードとなっている。 実売価格は16,700円~18,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □Micro-Star International(http://www.msi.com.tw/) |
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