ボーナス時期を目前に、アキバで恒例行事となっている夏の秋葉原電気まつりが15日(土)からスタートした。開催期間は7月31日(水)までで、期間中に秋葉原電気街振興会加盟店で5,000円の商品を購入するごとに抽選券が1枚もらえ、期間終了後に行なわれる抽選で現金が当たるというアキバフリークにとってはおなじみのイベントだ。当選本数は1等の現金30万円が100名、2等の現金1万円が1,000名で、前回の冬の秋葉原電気まつりに比べて2等の本数が3,000名から1,000名に減ってしまったのはやや残念なところ。そして今回のイメージキャラクターには演歌歌手の氷川きよしを起用。「アキバへきよし。アキバであたる。」をキャッチフレーズに、氷川が兄・きよしと弟・あたるの双子に扮している。ちなみに、前回のイメージキャラクターは小林幸子で、単なる偶然か、もしくは狙ったのかは分からないが、2回連続で演歌歌手がイメージキャラクターを務めることになった。店頭や電車の中吊り広告などで、ポスターが見られるはずだ。当選発表は8月11日(日)。 □夏の秋葉原電気まつり(http://www.akiba.or.jp/2002summer/denki.html) |
リトラクタブルなケースファンを本体上部に備えるというユニークなPCケース「SU47」が先週登場したのは記憶に新しいが、今週も同様の天井ケースファンを備えた新モデルがパソコンCityパーツ館に入荷している。製品はPentium 4対応の300W電源ユニットを搭載した「CSST4430RFH」で、実売価格は9,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。天井の後部寄りにケースファンを備え、カバーを開けるとファンが回転し、閉じると自動的に止まる機構を採用しているのが特徴だ。装備するファンは天井ケースファンの1つのみで、標準で4つものケースファンを持つ「SU47」に比べると見劣りするかもしれないが、フロントパネルのデザインは一般的なPCケースとほぼ同様な直線的なものになっており、やや奇をてらった感のある「SU47」よりはこちらのほうが好みという人もいるだろう。一般的なPCケースよりも通気性に関しては優れるだけに、本格的な夏を目前に今後もこの種のPCケースが続々と登場してくることになるのかもしれない。 |
登場が待たれているSiSの新型ビデオチップ「Xabre(セイバー)」シリーズを搭載したビデオカードが、いよいよ近日中にデビューすることになりそうだ。BLESS秋葉原本店では「近日入荷」のPOPを店頭に掲示、予価14,800円にて予約の受け付けを始めている。Xabreシリーズは市場に登場するコンシューマ向け製品では初のAGP 8X対応ビデオチップとなるだけに自作ユーザーの期待も大きい。同店のPOPを見る限りでは、最初に登場するのはXabreシリーズ中で上から2番目のグレードに位置する「Xabre 400」を搭載した製品となるようだ(現在Xabreシリーズはハイエンドモデル「Xabre 600」からローエンドモデル「Xabre 80」まで全4種類が発表されている)。なお、同店ではもともと今週末入荷する予定だったことから、POPには「もう来ちゃいました♪」「お試しあれ!」といった文字も躍っており、「\14,800」という価格表示を隠すように「近日入荷」のラベルが貼られている。来週末に入荷するとしているショップもあり、デビューが近いことは間違いないようだ。 □Xabre(http://www.xabre.com/) |
世界初のDDR400メモリ対応をうたうマザーボードが来週にもデビューする見込みだ。T-ZONE. AKIBA PLACEでは、Albatron製のSocket Aマザーボード「KX400+」を店内に展示中で、これはメーカーがDDR400対応を正式にうたっている製品だという。ただしチップセットはDDR333対応のApollo KT333を搭載しているため、DDR400を使用するのはチップセットの仕様を超えるオーバークロックでの利用ということになる。メーカー側もその旨カタログに注記しつつ、マザーボード上でのDDR400動作を保証し、ポスターにも堂々と「First DDR400 supported motherboard in the world」と記している。同社は新興メーカーだが、Computex Taipeiではi845E搭載Socket 478マザーボードでDDR400メモリを動作させるデモを披露するなど意欲的で、今後が期待されているメーカーでもある。同店では予価13,800円で予約を受付中で、22日(土)に引渡せるという。 □KX400+(http://www.albatron.com.tw/english/product/pro-kx400p.htm) |
32bit RIMMという新しいメモリ規格に対応したi850Eチップセット搭載Socket 478マザーボードの発売予告が出ている。予告を始めたのはBLESS秋葉原本店で、製品はASUSの「P4T533」。256MBの32bit RIMMが付属して予価は42,800円だという。32bit RIMMとは、1つのメモリモジュールに2つのRDRAMチャネルを搭載した新規格のRIMMで、RIMM4200(1066MHz)とRIMM3200(800MHz)の2種類が規格化されている。1枚あたりのメモリバンド幅は、RIMM4200がPC1066 RIMMの2倍にあたる4.2GB/s、RIMM3200がPC800 RIMMの2倍にあたる3.2GB/sと高速化されている。ただし、マザーボード側のRIMMスロットは232ピンの新型になるため、現行のRIMMは使えないデメリットもある。パフォーマンス重視の人にとっては要チェックの製品だろう。同店では6月末に入荷する予定とのこと。なお、付属する32bit RIMMがPC4200なのかPC3200なのかは不明。
□P4T533(http://www.asus.co.jp/mb/socket478/p4t533/overview.htm) |
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