キューブよりさらに一段小さい超小型PCが近日登場、サンプル展示中
一見すると、ここ最近製品の種類が増えつつある、PCと連携するタイプのHDDビデオレコーダーのようにも見えるこの「Boxer 318N」は、i810チップセットとSocket 370対応CPU、3.5インチHDD、薄型のCD-ROMドライブとFDD、そしてメモリにノートPCなどで使われるSO-DIMMを搭載した完成品PC。現時点ではCPUの種類やクロック、搭載メモリ容量、HDD容量などといった詳細な仕様は不明ではあるものの、110mm×165mm×220mmという非常に小柄な筐体に興味をそそられる小型PCマニアは決して少なくないだろう。ブルーとグレーのツートンカラーもなかなかスタイリッシュだ。
その小柄なPCケースの中にはパーツやケーブル類が整然かつびっしりと詰め込まれており、分解するのを躊躇してしまいそうなほど。内部には汎用性の低そうなカスタムパーツがあちこちに用いられており、この製品を自分好みにカスタマイズして自作PCキット風に利用するというのはちょっと難しいかもしれない。なお、電源には外付けのACアダプタ(72W)を用いる形となっている。
また、本体背面にVGA、サウンド、PS/2、シリアルといったインターフェイスのほか、LANコネクタを2つ搭載しているのも特徴のひとつ。同社の製品情報にもあるとおり、この「Boxer 318N」はネットワーク中に介在させてルーターPC、あるいはルーター兼Webサーバーマシンなどとして利用するのに最適の製品といえそうだ。
同店では入荷予定時期を7月頃、価格を未定としている。
□Boxer 318N(Saint Song)
http://www.saintsong.com.tw/english/products/boxer/boxer.htm
(自作PCキット) |
[撮影協力:OVERTOP]
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