【 2002年6月22日号 】

ヤマハがCD-R記録面にCD-R/RWドライブで絵を描く技術を公開中

CD-RサンプルCD-Rサンプル
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 ヤマハがちょっと面白い展示をアキバで実施している。「ヤマハデジタルホームシアター視聴会2002夏 in 秋葉原」というイベントが22日(土)~23日(日)までラジオ会館(ブロックB2-[e5])の8Fで行われているのだが、そこではCD-R/RWドライブを使って記録面に絵や文字を直接描いたCD-Rメディアのサンプル品が展示されている。これは7月発売の最新CD-R/RWドライブで実際に作成できるものだという。

 CD-Rのメディアにデータを書き込むと、記録面に微妙な色の変化が起きることは一般によく知られているが、これを応用することで純粋に視覚的な絵や文字をCD-R記録面に描くことができる。まさにこれを実現したのがヤマハの新技術。言ってしまえば簡単なことだが、長さの異なるトラックが円周上に無数に用意されているメディアに、ひとつのレーザーピックアップで平面的な視覚イメージを再現するのはなかなか難しい。しかも、位置制御のほかにレーザーパワーの制御を精密に行うことで記録面の色を多段階に変化させ、128諧調の表現が可能というから驚きだ。

 これは7月から順次発売される予定になっている新型44倍速CD-R/24倍速CD-RWドライブ「CRW-F1」に搭載される「DiscT@2」という技術で、付属ソフトを使うことで簡単に誰でも任意のイメージを描画できる。このソフトはCD-Rメディアの未使用領域を自動的に検出し、そこに指定したイメージを描画することができ、ほかのCD-R/RWドライブやOS上で書き込み済みのCD-Rメディアにも描画ができるという。

 この機能を使うことで、記録面に直接タイトルやロゴ、イラスト、曲名リストなどが描け、見た目にもオリジナルのCD-Rができあがるというわけだ。ただし、これはCD-RWメディアには使えないほか、メディアによって濃淡表現が異なり、同社のCD-R/RWドライブでも「CRW-F1」以前の製品では使えないそうだ。

 会場では、実際にこの技術を使ってイラストや文字を描画したCD-Rメディアが展示されている。メディアによる発色の違いなども確認でき、開発担当者による技術解説も聞けるので、興味のある人は足を向けてみるといいだろう。ただし、実際にその場で描画するデモは行っていないので要注意。このイベントはホームシアターシステムの視聴デモがメインで、入場は無料となっている。

□CRW-F1シリーズ(ヤマハ)
http://www.yamaha.co.jp/product/computer/products/crwf1/crwf1.html
□CD-R/RWドライブでディスクへの印字描画技術を開発(ヤマハ)
http://www.yamaha.co.jp/news/2002/02021501.html
□ヤマハデジタルホームシアター視聴会2002夏 in 秋葉原(ヤマハ)
http://www.yamaha.co.jp/product/av/topics/summer02/akb_eve.html

 (ヤマハ CRW-F1シリーズ)

[撮影協力:ヤマハ]


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