頭の動きに合わせて画面を変化させるセンサー登場、ゲーム向き?
「InterTrax2」が内蔵しているセンサーは、3つのジャイロセンサー、2つの加速度センサー、3つの地磁気センサーの計8個。これで頭の動きを正確に感知してPC側に伝え、対応したソフトを使えばそれに合わせて画面も変化する。具体的にはフライトシミュレーターの「Microsoft Flight Simulator 2002」や3Dアクションゲームの「Quake II」などが対応しており、フライトシミュレーターではコックピット内部での画面が頭の動きに合わせて自動的に変化する。これで計器類のチェックや空の状況をチェックするための視点移動が直感的に行えるというわけだ。一般的に使われるキーワードで説明すれば、まさにバーチャルリアリティの実現ということになる。
国内の販売元はエーアイキューブで、価格は「Cy-Visor」というHMDとセットで248,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。PCで使えるのはもちろん、ゲーム機のPlayStation 2にも接続が可能で、ゲームデベロッパー向けのミドルウェアも用意されているとのこと。
さすがに高価なため同店でも受注販売扱いだが、店内ではデモ機が用意されているので、興味のある人は試してみるといい。3Dゲームにはまっている人なら体感してみる価値は大いにある。
□InterTrax 2(エーアイキューブ/InterSense)
http://www.aicube.com/vr/top.html
http://www.isense.com/products/pro/index.htm
(INTERSENSE InterTrax2) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店]
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