USBメモリにもなるMP3/WMAプレーヤー「NOMAD MuVo」が発売
本体サイズが幅73mm×高さ35mm×奥行き15mm、重量が28g(電池含まず)という小型の「NOMAD MuVo」。パッと見はツートンカラーの単なるシリコンオーディオプレイヤーのように見えるが、実はブラックの部分が単4形電池1本を収納できる電池パック、ホワイトの部分がUSBフラッシュメモリの「MuvoMemory」という2ピース構造になっていて、電池パックとMuvoMemoryは分離することが可能だ。
そして、「NOMAD MuVo」の最大の特徴は、MuvoMemoryが一般的な小型USBフラッシュメモリ製品と同様に扱える点だ。MuvoMemoryはストレージクラスに対応していて、PCのUSBコネクタに接続するとリムーバブルメディアとして認識されるので、Windowsのエクスプローラなどを使ってPCからサウンドファイルをMuvoMemoryにコピーしたり、あるいはMuvoMemory内のファイルを削除したりといったことが自在に行なえるのだ。
そのほかの主な仕様については、対応OSがWindows 98SE/Me/2000 Professional/XP(Windows 98SE使用時のみ付属ドライバのインストールが必要)、対応サウンド形式がMP3(32kbps~320kbps、VBR対応)、WMA(64kbps~192kbps、DRM(著作権保護)付きWMAファイルには非対応)、連続再生時間が単4形アルカリ電池使用時で約12時間となっている。
対応インターフェイスがUSB 1.1であるため、ファイルの転送にやや時間がかかるのが唯一の欠点といえるかもしれないが、専用の転送ソフトやUSBケーブルを使わずに済むという快適さは、一度味わったら手放せなくなりそうだ。
なお、同社Webサイトの製品情報を見る限りでは、128MBのMuvoMemoryが付属するモデルも用意されているようだ。発売時期などは明らかにされていないが、大容量モデルが欲しいという人はしばらく少し待ってみたほうがよいだろう。
□NOMAD MuVo(クリエイティブメディア)
http://japan.creative.com/products/digitalaudio/muvo/
(Creative NOMAD MuVo) |
[撮影協力:BLESS秋葉原本店]
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