「玄人志向 vs 挑戦者」のガチンコ対決は39対100で挑戦者が圧勝

　玄人志向と挑戦者による第1回ガチンコ対決は挑戦者の圧勝に終わった。実にスコアは39対100という大差。前代未聞の公開挑戦状を叩きつけられた挑戦者が、まんまと玄人志向を返り討ちにしてやった、というわけだ。

　27日(土)11:00、玄人志向と挑戦者による「スーパーガチンコ！モノ売りバトル」がアイ・オー・プラザAKIBA（ブロックF2-[c5]）前で予定通りスタート。両者が自信の製品を1種類だけ用意し、先に100台完売するのはどちらかという、まさにやらせなしのガチンコ販売競争は、イベント開始1時間であっけなく勝負がついてしまった。

　挑戦者側が販売したのはUSB 1.1/2.0/i・CONNECT対応3.5インチ外付けHDDケース「SOTO-3.5iUB」（6,667円）で、玄人志向はUSB 2.0インターフェイスPCカードとUSB 2.0対応2.5インチ外付けHDDケースのセット「TYPE69-RPG」（5,000円）。いずれもコストパフォーマンスに優れる製品だが、挑戦者側の製品は事前に仕様がはっきりアナウンスされていたのに対し、玄人志向の製品は事前アナウンスがなかったばかりか、イベント会場でも仕様が曖昧なかたちでしか告知されず、玄人志向側は端から不利な展開に。

　そして、決定的だったのは挑戦者側の“おまけ作戦”。挑戦者は製品購入者に対し、i・CONNECT用のIEEE-1394変換アダプタ（標準価格7,800円）などをおまけにつけるという採算度外視の販売戦略を展開、イベント開始時点で長蛇の列ができるというロケットスタートで、そのまま勢いに乗って1時間で目標の100台まで一気に到達してしまった。一方の玄人志向は、イベント開始から4時間が経過してようやく完売。自ら挑戦状を叩きつけ、会場では「やっておしまいっ！」「逝ってよし！！」などのメッセージ付きで挑戦者のイメージキャラクターである戦車をぶち壊すイラストの横断幕を張って勢い込んだものの、見事な惨敗ぶりをさらしてしまった。

　そもそも、挑戦者側は自社イベントで参加する要員も含めて約30人のスタッフを用意、それに対して玄人志向はわずか4人という、兵力の差も大きかったようだ。両者とも浴衣姿の女性スタッフを参加させ、華やいだ雰囲気を演出したものの、これだけをとっても5対1という大差がついていた。

　これで、罰ゲームを受けるのは玄人志向に決定。挑戦者は、玄人志向による「オススメの1製品」と記したシールを自社製品に貼って、WPC EXPO 2002の会場（東京ビッグサイト）で堂々と売ることができる。つまり玄人志向がライバルである挑戦者の製品を薦める、という屈辱を受けるわけだ。

　敗者の玄人志向曰く、「次は絶対にリベンジだ！」。どうやら、第2回ガチンコ対決がまた近いうちにありそうだ。

□夏の大イベント（アイ・オー・プラザAKIBA）
http://www.iosnet.ne.jp/ioplaza/event/
□SOTO-3.5iUB（挑戦者）
http://www.iosnet.ne.jp/ioplaza/supertank/products/soto35iub/
□スーパーガチンコ！モノ売りバトル（玄人志向）
http://www.kuroutoshikou.com/gachinko/gachinkofset.html
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	（玄人志向製品）
	（挑戦者製品）

[撮影協力:玄人志向と挑戦者]

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