昨年9月に発売されたCHANPON2-PCIのIDE-RAID機能をUltra ATA/133対応に強化した製品で、IDE-RAIDコントローラがSiliconImage Sil0680に変更されている。

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【9月1日】CHANPON2-PCI(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010901/ni_i_ic.html#chan2

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　仕様は一般的な製品だが、肝心のパラレルポートがカードのブラケット部分になく、追加のブラケットで引き出す仕組みになっているため、1ポートのパラレルポートを使うために2スロット分のブラケットを使う必要がある。

　カードのブラケット部分にはシリアルポート用と見られる空きパターンがついている。

[撮影協力:フェイス]

　IDEインターフェイスとLANインターフェイス、起動用CFカードなどを1枚のPCIカード上に搭載した製品で、カードをインストールしたPCはCF内にプリインストールされたOSで起動/動作するため、追加のOSやソフト類を必要としない。動作設定はWebブラウザ経由で行う仕組み。

　この内蔵ソフトで実現できるのは、Windows/Macintoshからアクセス可能なファイルサーバ機能と、DHCPサーバ/クライアント機能、NTPサーバ/クライアント機能、マザーボード側パラレルインターフェイスを使ったプリントサーバ機能など。ファイルサーバ機能ではユーザー/グループ別のアクセス権設定も可能。

　搭載しているIDEインターフェイスはUltra ATA/100対応のHighPoint HPT370Aコントローラによるもの。同コントローラは2チャネルのIDEコネクタを備えているが、この製品では1チャネル(HDD2台)のみが利用可能で、2コネクタ目には「このコネクタは利用できません」と書かれたシールが貼られている。また、接続可能なHDDは容量500MB～120GBのHDDが2台まで。マザーボード側IDEインターフェイスは併用できないほか、「2台目のHDDはバックアップ専用」とされているので注意が必要。

　LANインターフェイスは10/100Base-TX対応で、スイッチングハブチップが内部接続されているため、合計4ポートのLANコネクタが利用できる。

　内蔵ソフトを利用せずに「単なるインターフェイスカード」として使うことができるかどうかは不明。

[撮影協力:ぷらっとホーム]