付属ソフトはUlead Vide Studio 4.0SEやWinDVR 2001などで、電子番組表にも対応している。このほかの付属品は赤外線リモコンなど。

　「国内のステレオ放送にも対応している」（テクノハウス東映）とのこと。

　パッケージには「ロープロファイルPCI版TVカード」といった記載もあるが、「これは別途発売されるロープロファイルタイプの製品を指すもの」（テクノハウス東映）とのことで、現在発売されている製品はLowProfile対応ではない通常形状。

[撮影協力:テクノハウス東映]

　この監視カメラ向けソフトは、キャプチャ画像内の動きを検知してインデックスをつけたり、自動保存することができるというもの。搭載している動画配信機能は「遠隔地での監視向け」として用意されているもので、「remote monitoring and recording for multiple location via LAN and WAN」をサポートしているという。マニュアルには「remote monitoring」の例として動画データをメディアプレイヤーで受信、視聴する手順が記載されており、それによると採用動画フォーマットはMPEG-4とのこと。
　このソフトに関する詳細は不明で、実際に配信できるデータが「現時点でのライブ動画」なのか「キャプチャ済みの動画」なのかなども不明。また、単なるビデオキャプチャカードではなく、わざわざTVチューナーを搭載したビデオキャプチャカードにこうした監視カメラ向けソフトがついている理由も不明。

　TVキャプチャカードとしてのハードウェア仕様はFUSION 878Aチップを採用したごく一般的なもので、ソフトウェアエンコードでのMPEG-1/2ビデオキャプチャ機能や、FM放送受信機能、電子番組表(iEPG)対応機能を備えていることなどが主な特徴。赤外線リモコンも付属している。

　国内のステレオ放送への対応は不明。

[撮影協力:コムサテライト1号店]

　主な強化点は各種エフェクト/トランジション処理の高速化で、これまでカード上の専用ハードウェアでのみ行っていたこれらの処理が、CPUと専用ハードウェアで分担して処理する構造に変更されている。主な付属ソフトはビデオ編集ソフトのAdobe Premiere 6.0やDVDオーサリングソフトのSonic Solutions DVDit! LEなど。

　現在店頭販売されているのは、国内代理店と付属品が異なる4モデル。infoMagicからはMillennium G450ビデオカードとジョグコントローラのShuttle PROが付属する「スターターキット」と、ビデオタイトル作成ソフトのBoris GRAFFITIが付属する「ボーナスパックA」、ビデオエフェクトソフト集のBorisFXが付属する「ボーナスパックB」がの3種類が、日立計測器(HISCO)からはタイトル作成ソフトのTitleMotion for Premiere日本語版が付属した「初回限定パッケージ」の1種類がそれぞれ発売されている。

[撮影協力:USER'S SIDE本店とWonderCity秋葉原店]

　プレイステーション2やXbox、ドリームキャストといった家庭用ゲーム機の映像も変換可能だが、「プレイステーション2でプレイステーション用ソフトを使用した場合や、プレイステーション2などよりも古いゲーム機の映像はキャプチャできない」（アルファデータ）そうだ。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]