マザーボード上のIDEインターフェイスに直結して利用するというユニークなIDE接続型CFリーダー「MTG4632」がエム・ティ・ジーから発売された。PCケース背面の拡張スロットに装着するタイプの「MTG4617」も同時に登場している。実売価格は「MTG4632」が4,280円、「MTG4617」が3,280円~4,280円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。小さな基板にCFスロットとIDEコネクタ(オス)、MASTER/SLAVE切り換え用ジャンパなどを備えるのみという非常にシンプルな構造の「MTG4632」は、マザーボードの持つIDEインターフェイスにIDEケーブルなどを介さずに文字どおり直接接続して使用するという珍しいタイプのCFリーダーだ。当然、PCケースのカバーを閉めれば「MTG4632」に装着したCFカードの取り外しはできなくなってしまうのだが、拡張スロットを持たない小型PCとCFカードを組み合わせてLinuxマシンとして利用したいといった場合にはなかなか有用なアイテムとなりそうだ。また、「MTG4617」は装着時にPCケース背面の拡張スロットが必要になるが、PCケースのカバーを開けずにCFカードを交換したいという人はこちらを利用すればよいだろう。 □MTG4632/MTG4617(http://www.mtg.co.jp/MTG5300.htm) |
またちょっと変わった“光モノ”が発売になった。今週はSNEから3色に光る冷却ファンを搭載したCPUクーラーが登場、久々に新ジャンルの“光モノ”アイテムがデビューを飾った。販売されているのはSocket 370/A対応の標準タイプ「SNE8LED-L」や高さを抑えたタイプの「SNE750LED-L」など合計6種類で、実売価格は3,680円~5,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。これらの製品はいずれも赤、緑、青の3色で光る透明な8cm角ファンを搭載しているのが一番の特徴といえるCPUクーラーだが、そうした見た目の部分だけではなく、低回転ながら比較的風量が得られる8cm角ファンを搭載することで、高い静粛性を確保するという一面も持っている。なお、型番の末尾が「-L」のものが2,100rpmの低回転ファン(23.5dB)を搭載したモデルで、「-M」は2,400回転ファン(26.5dB)を、「-H」は2,800回転ファン(30dB)をそれぞれ搭載している(全3タイプ)。3色に光るという派手なルックスと静粛性を兼ね備えたCPUクーラーということで、今後注目を集めそうだ。 □発光8cmFAN搭載モデル(http://www.sne-web.co.jp/newpage101.htm) |
[↑前の記事]: | 画質が向上?AGPビデオカード用の電磁波遮断アルミ製カバー発売 |
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp