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【パッケージ】 | 【DRU-500A】 |
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【対応メディア】 | 【梱包内容】 |
1台でDVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RWという4種類のDVDメディアへの書き込みに対応し、さらにCD-RとCD-RWへの書き込み、DVD-ROMとCD-ROMの読み込みという計8種類のメディアに対応するソニー製のATAPI接続型内蔵ドライブ「DRU-500A」がついに発売となった。実売価格は48,700円~49,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし、予約分で完売したというショップもあるほどの人気ぶりに加え、各ショップの入荷数自体も少なめだったようで、早くも入手困難な状態になっている。
●4倍速DVD-R書き込みも初
「DRU-500A」は、日立LG製のDVDマルチドライブ「GMA-4020B」の7種類を上回る8種類ものメディアをサポートし、さらにDVD-R/RWへの4倍速/2倍速書き込みに初めて対応するという2つの大きな特徴を持っており、この2大要素が「DRU-500A」をこれほどの人気製品に押し上げた要因であることは言うまでもない。家庭用DVDプレイヤーと互換性の高いDVD-Rと、PC用データストレージとして使い勝手の良いDVD+RWの両方が利用できるのもこの製品の強みだ。
各メディアへの最大書き込み速度は、DVD-Rが4倍速、DVD-RWが2倍速、DVD+R/+RWが2.4倍速、CD-Rが24倍速(ZCLV方式)、CD-RWが10倍速で、最大読み出し速度はDVD-ROMが8倍速、CD-ROMが32倍速。そのほかの主な仕様は、バッファ容量が8MB、バッファアンダーランエラー防止機能が「Power-Burn」(CD-R/RW用)、「Lossless Linking」(DVD-R/RW、DVD+R/RW用)の2種類、本体サイズが幅146mm×高さ41.4mm×奥行き192mmなどとなっている。
●しばらくは入手困難か?
ソフトウェアは、CD/DVDマスタリングソフト「RecordNow」やDVD-Videoオーサリングソフト「MyDVD」、ビデオ編集ソフト「Showbiz」などが付属している。なお、同梱されているブランクメディアはDVD+RWのみで、残念ながら4倍速対応のDVD-Rメディアは付いていない。12日(土)時点ではまだ4倍速に正式対応したDVD-Rメディアは発売されておらず、こちらの早期登場も期待されるところだ。
DVD-RAMをサポートしないという点を除けば、対応メディアの種類、速度面ともに現時点で最強のスペックといっても過言ではないこの「DRU-500A」だけに、やはり製品自体の入手が困難な状態にあるというのが惜しまれる。
今後の入荷予定について「当分なさそう」とするショップもあり、残念ながらしばらくはこうした状況が続くことになりそうだ。
□DRU-500A(ソニー)
http://www.ecat.sony.co.jp/computer/drive/products/index.cfm?PD=10122&KM=DRU-500A
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| (SONY DRU-500A) |
[撮影協力:ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.]