新開発のハードウェアXOR搭載コントローラチップ「PDC20621」をベースにした製品で、カード上には4つのIDEチャネルとバッファ用DIMMスロットが用意されている。各IDEチャネルにはHDD1台のみを接続可能。対応規格はUltra ATA/133で137GB超のHDDも利用できるが、「データ読み出しはUltra ATA/133、データ書き込みはUltra ATA/100」という変則的な制限がついている。

　また、バッファメモリ用DIMMスロットはPC100対応SDR DIMMに対応したもので、最大256MBのSDR DIMM(ECC付き/ECCなし)が利用可能。パッケージにはバッファメモリ用DIMMは同梱されていないが、実際にこのカードを利用するためには最小64MBのバッファメモリが必要なので注意が必要。

　66MHz PCIスロットにも対応している製品で、対応OSはWindows NT/2000/XPやLinuxなど。

[撮影協力:BLESS ストレージ館とTSUKUMO eX.とコムサテライト3号店]