既存モデルのマザーボードを変更した製品で、従来のShuttle FS51(SiS651+SiS962L)に代わって新モデルの同FB51(i845GE)を搭載している。チップセットが変更されている以外はほぼ同仕様で、搭載しているオンボードデバイス(VGA/6chサウンド/LAN/IEEE-1394)や主な対応規格（FSB 533MHz/DDR 333メモリ/USB 2.0)なども同じ。ただし、チップセットの仕様差により、IDEの規格のみUltra ATA/133対応からUltra ATA/100対応に変更されている。

　既存モデルも併売されるため、同社製のSocket 478対応キューブ系PC自作キットは、サイズ（小さいほうから「POLO R」「POLO」「ALTIUM」「Pandora」「M.J」）とチップセット(2種類)、カラー(モデルにより2～3種類)の違いにあわせて、合計26モデルから選択できることになった(9日(土)の時点ではFigaro版M.Jのみ未発売で、近日中に発売される予定）。

　i845GEチップセットを搭載したキューブ系PC自作キットはこれが初めて。

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[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　Socket 370対応の「POLO T 2」をベースにした製品で、「POLO T 2の販売完了後、再生産のリクエストが多数寄せられた」（ソルダム）ための限定生産品だという。限定数は全色合わせて870台で、店頭販売分はそのうちの200台。

　ラインナップされているカラーは筐体全体が同色のホワイトパールマイカ、シルバーメタリック、グランブルーメタリック、グランルージュメタリック、アクアマリン、ペールローズの6モデルと、側面/上面部のみ色が付いているクリーミーアイボリー、ボタニカルグリーンメタリック、ナイトレッドメタリック、ロカビリーオレンジ、キャディマスタード、チューダーブラウンメタリックの6モデル。全モデルを同時に在庫販売しているショップはないものの、すべてのモデルがいずれかのショップで在庫販売されている。在庫している製品種類が最も多いのはソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館。

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[撮影協力:ツクモParts王国とTSUKUMO eX.と俺コンハウス]

　Eden EPIA-E800をファンレス化し、ブック型ケースと組み合わせたもので、CPUオンボードのファンレスPC自作キットとしては最も高クロック。これまでは667MHz動作のFREETECH GT-138Aが最高速だった。

　ケースの背面部にはファンがついており、標準状態ではファンの配線もされているが、「ケースファンを止めても保証内」（スリートップ2号店）とのこと。

　マザーボードが備えるPCIスロットは専用のLANカードで埋められている。

　付属品は薄型CDドライブ用アダプタなど。

　Socket 370対応のキューブ系PC自作キットでは、「C3 800A MHzまでファンレス保証」という製品が既に発売されている。

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[撮影協力:スリートップ2号店]