独自の外付けATX電源ユニット「Varius EX350」を採用した星野金属製microATXケース「EX700R」が来週中にも登場する見込みだ。発売を前に俺コンハウス、TSUKUMO eX.、ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館、T-ZONE. PC DIY SHOPではサンプル品の展示が行われている。予価は本体色がホワイトパールマイカのタイプが37,800円、シルバーメタリックとブラックが36,800円。
「EX700R」は、ATX電源ユニットを外付けにするという従来にないアプローチで、本体の小型化と高い静粛性を実現したmicroATXフォームファクタ対応のPCケース。本体サイズは高さ280mm×幅206mm×奥行き280mmで、同社製キューブ系自作PCキットの「Pandora Quatre」(高さ225mm×幅225mm×奥行き291mm)より若干高さがあるが、キューブ系ケースにはない350Wという電源容量を実現しているのが大きなウリだ。
また、「Varius EX350」はファンを搭載しているが、付属する長さ1.5mの電源ケーブルを利用してPCケースと離して設置することで、静粛性も確保できるとしている。「Varius EX350」は一般的なPCケースで利用することもできる汎用タイプで、さらに単体販売を行う予定もあるとのことなので、これをキューブ系ケースと組み合わせるということも可能だ。静音PCマニアは要チェックの製品だろう。「Varius EX350」の予価は17,800円。
すでにACアダプタで電源を外付けにした製品がいくつか出ていることもあり、「EX700R」「Varius EX350」が人気を集めるようだと、今後は小型PCケースの電源外付けというスタイルが定着するかもしれない。
□EX700R(ソルダム)
http://www3.soldam.co.jp/ex_case/ex700r/index.html
| (星野金属 Varius EX350) |
| (星野金属 EX700R) |
[撮影協力TSUKUMO eX.]