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【PDPEA-WOR】 | 【PDPEA-WOR仕様】 |
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【クーラー2つ同梱】 | 【付属CPUクーラー】 |
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【X5DA8デモ中】 | 【OS上の表示】 |
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【パッケージ】 | 【CPU実装】 |
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【マニュアル】 | 【ブロック図】 |
現地時間の18日(月)にIntelから発表されたE7505チップセットが早くもアキバでデビューを飾った。同チップセットは、開発コードPlacerで知られるXeon用の最新チップセットで、新たにFSB 533MHz対応の新型Xeonをサポートし、デュアルチャネルのPC2100(DDR266)メモリに対応したほか、Intel製チップセットとして初めてAGP 8Xをサポートしているなどの特徴を持つ。
なお、FSB 533MHz対応の新型XeonはCPUソケットがこれまでの603ピンから604ピンに変更されており、今回登場したマザーボードも、搭載しているCPUソケットが“Socket 604”となっている(Socket 603の現行Xeonも使用可)。
●AGPX 8XとデュアルチャネルPC2100に対応
E7505はE7500に続くXeon用のチップセットで、チップ構成はメモリコントローラE7505 MCH、PCI-XバスコントローラP64H2、I/OコントローラICH4というチップの組み合わせ。この新型チップセットではいくつかの新しい機能が組み込まれているが、サーバー向けのチップセットという意味では、一番の目玉となる部分はFSB 533MHz対応とデュアルチャネルのPC2100(DDR266)メモリの対応といえる。
XeonのFSBはこれまで400MHzだったが、E7505と同時発表された最新のXeonではFSBは533MHzとなり、システムバスの帯域幅がこれまでの3.2GB/secから4.2GB/secに強化されている。E7505は、このFSB 533MHzをサポートするほか、メモリのサポートもこれまでのデュアルチャネルPC1600(DDR200)から同PC2100(DDR266)へと強化し、システムバスと均衡が取れるようメモリ帯域幅を4.2GB/secへと引き上げている。
このほか、ハイパフォーマンスが要求されるワークステーションとして利用するのであれば、Intel製チップセットで初めてAGP 8Xをサポートしているというのも大きな魅力。VIAなど他社からAGP 8Xをサポートするチップセットがすでにリリースされているが、Intel製では初めてであり、Dual Xeonの構成とAGP 8Xの組み合わせはかなり強力なものになりそうだ。
●第1弾マザーは3モデル
アキバに出回り始めたマザーボードは、E7505チップセットを搭載したRIOWORKS製「PDPEA-WOR」、SUPERMICRO製「X5DA8」「X5DAE」の3モデルで、いずれもSocket 604を2つ備えたDual対応マザーボードだ。実売価格は「PDPEA-WOR」が47,800円~48,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、「X5DA8」が94,800円~99,800円、で「X5DAE」が79,800円~82,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)となっている。また、複数のショップによるとIwill製のE7505搭載マザーボードも近日入荷する見込みという。
ぷらっとホームでは「X5DA8」とXeon 2.40GHz×2を使ったデモ機を用意しているので、パフォーマンスなどが気になる人は足を運んでみるといいだろう。
ただし、FSB 533MHzに対応したXeonはまだ出回っていない。
□Xeon(Intel)
http://www.intel.com/products/server/processors/server/xeon/
□E7505(Intel)
http://www.intel.com/design/chipsets/e7505/
□PDPEA-WOR(RIOWORKS)
http://www.rioworks.co.jp/products/pdpea.html
□X5DA8/X5DAE(SUPERMICRO)
http://www.supermicro.com/Product_page/product-mW.htm
| (RIOWORKS PDPEA-WOR) |
| (SUPERMICRO X5DA8 / X5DAE) |
| (Intel FSB 533MHz対応Xeon) |
[撮影協力TSUKUMO eX.とぷらっとホーム]