USB 2.0とUltra ATA/133をオンボード搭載した初のSocket 370マザーボード。 搭載チップセットはEPIA-Mシリーズで採用されているApollo CLE266で、VGA、6ch対応サウンド、LANインターフェイスなどをオンボード搭載している。拡張スロットはPCI×2+PCI/CNR1とDDR DIMM×2(PC2100対応)。AGPスロットは搭載していない。 搭載しているマニア向け設定機能はメモリ電圧設定機能やFSB調整機能、メモリのバンクインターリーブアクセス設定機能など。また、マニュアルによると、CPUの倍率を変更する「CPU Ratio」というBIOS項目のほかに、「VIA C3 Clock Ratio」を調整できるBIOS項目もあるという。ただし、詳細な記載はないため、具体的に何をどう調整できるのかは不明。また、「CPU Ratio」については、他のSocket 370対応マザーボード同様「倍率固定のCPUには非対応」という注意書きがある。 ちなみに、「DDRメモリに対応したVGA内蔵チップセット搭載Socket 370マザーボード」という意味でもこの製品が初。Socket 370のFSB帯域は1,066MB/s(FSB 133MHz時)で、PC2100対応DDR DIMMのちょうど半分。 対応CPUの欄はC3、Pentium III、Celeronの順に記載されている。 □Apollo CLE266(VIA Technologies) http://www.via.com.tw/en/apollo/cle266.jsp □関連記事 【11月30日】Mini-ITXマザーの第2弾がデビュー、933MHzの「EPIA-M9000」 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20021130/etc_epiam.html
[撮影協力:コムサテライト2号店]
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