8種類の特性カーブを選べる温度センサー連動式ファンコントローラ。VICS Technologyの製品で、PCシャットダウン後の余熱を排気するクーリングアフター機能も搭載している。 8つの特性カーブは、温度とファン回転数(供給電圧)の関係を示すもので、40~60℃前後で最大回転速度になる「ケースファン向け」が4種類、65~85℃前後で最大回転速度になる「CPUクーラー向け」が4種類、それぞれ用意されている。制御できるファンは2個で特性カーブはファン毎に設定可能。 もう一方のクーリングアフター機能は、「シャットダウン後の余熱を排気することでパーツの熱を早期に冷却、パーツの寿命を長くする」(VICS Technology)というもの。基本機能は8月に発売されたCooling After(RD7-CA)と同じで、ファンの回転時間は1~10分の間で設定可能。クーリングアフター機能の設定は2個のファンで共有されている。 なお、Cooling After(RD7-CA)はWOL(Wakeup On LAN)コネクタ経由で給電を受ける仕組みだったため、対応マザーボードが限定されていたが、この製品ではATX電源から直接電源供給を受けるための専用アダプタが付属しているため、対応マザーボードは特に限定されていない。 設定はDIPスイッチで行う仕組みで、コントローラ本体はブラケット部に設置する。Cooling After(RD7-CA)は任意の箇所にマジックテープで貼り付ける方式を採用していた。 □関連記事 【8月3日】シャットダウン後の余熱を強制排気するファンコントローラーが登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020803/etc_coolingafter.html
[撮影協力:SuperCOMとコムサテライト2号店]
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