【 2003年1月18日号 】
Hyper-Threading対応のSiS648搭載マザーがGIGABYTEから
GA-8SG800GA-8SG800
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 Hyper-Threadingテクノロジに対応したBステップ版SiS648を搭載した初のマザーボードが登場した。製品はGIGABYTE製Socket 478マザーボード「GA-8SG800」で実売価格は10,980円~11,499円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 SiS648チップセットは当初Hyper-Threadingテクノロジ搭載版Pentium 4への対応はうたわれていなかったが、改定バージョンとなるBステップ版では対応を実現。初の搭載製品となった「GA-8SG800」でも、パッケージにラベルを貼るなどしてHyper-Threadingテクノロジに対応したことを大きくアピールしている。マニュアルのBIOSメニュー解説ページにも、Hyper-Threadingテクノロジ関連の項目が追加されている。

 ただ、チップセットが小幅の変更に留まっているだけに「GA-8SG800」も従来版SiS648搭載モデルの「GA-8SG667」と比べて、Hyper-Threadingテクノロジに対応する以外はこれといった大きな違いは見当たらない。同社が独自にDDR400モジュールの搭載を保証(同社が推奨するモジュールのみ)している点も従来どおりだ。

 しかしながら、価格が従来同様安く抑えられているのは嬉しいところ。安価ながらHyper-Threadingに加えAGP 8XやDDR400といった最新技術をサポートするとあって、「GA-8SG800」はコストパフォーマンス重視のユーザーを中心に人気を集めそうだ。

 なお、SiS645DXやSiS651などといった他の既存チップセットも、Bステップ版でHyper-Threadingテクノロジに対応することがSiSのWebサイト上で明らかにされている。

□GA-8SG800(Gigabyte Technology)
http://www.gigabyte.co.jp/products/8sg800.htm
□SiS648/Hyper-Threadingテクノロジ対応チップセット(Silicon Integrated Systems)
http://www.sis.com/products/chipsets/oa/pentium4/648.htm
http://www.sis.com/products/chipsets/ht_tech.htm

 (GIGABYTE GA-8SG800)

[撮影協力:カクタソフマップWonderCity秋葉原店クレバリー1号店]


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