【 2003年2月1日号 】
54Mbpsと11Mbps両対応の無線LAN、IEEE 802.11g製品が登場
IEEE 802.11g対応LANカード/APIEEE 802.11g対応LANカード/AP
IEEE 802.11g対応LANカード/APIEEE 802.11g対応LANカード/AP
IEEE 802.11g対応LANカード/APIEEE 802.11g対応LANカード/AP
 IEEE 802.11g規格に準拠し、通信速度54Mbpsに対応しながら価格が手頃の無線LAN製品がメルコから登場した。実売価格は、PCカード型LANカードの「WLI-CB-G54」が9,200円~9,499円、ルータ機能搭載アクセスポイント「WBR-G54」と前述の「WLI-CB-G54」がセットになった「WBR-G54/P」が26,500円~27,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。IEEE 802.11g規格準拠の無線LAN製品が発売されるのは今回が初めてだ。

 IEEE 802.11gは、現行のIEEE 802.11b(11Mbps)と同じ2.4GHzの周波数帯を用いて54Mbpsの通信速度を実現した無線LAN規格。5GHz帯を使うIEEE 802.11a(54Mbps)とは異なり、IEEE 802.11bとの互換性があるのが特徴だ。例えば、今回登場した「WBR-G54/P」のアクセスポイントは、IEEE 802.11gの54Mbpsと、IEEE 802.11bの11Mbpsの同時通信に対応しており、両規格に対応したクライアントPCをそれぞれの通信速度で混在利用することも可能になっている。

 それだけでなく、54Mbpsの通信速度に対応した無線LAN製品としては価格が安いのも大きな魅力だ。現時点でのIEEE 802.11a準拠無線LAN製品のストリートプライスが、PCカード型LANカードで14,000円程度、アクセスポイントで30,000円程度になっていることを考えると、実質2/3近い価格で購入できる「WLI-CB-G54」「WBR-G54/P」のコストパフォーマンスはかなり高いといえるだろう。

 ただし、現在IEEE 802.11g規格はまだドラフトの段階で、同社によると5月頃に正式承認される予定という。とはいえ、もちろん両製品は利用可能な機器として販売されており、ファームウェアアップデートで最終規格に対応するなどのサポートも計画されているため、ユーザーがとくに心配する必要はなさそうだ。

 なお、ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館(5F)では、今回発売された製品を使ったIEEE 802.11g/bの混在環境をデモ中だ。格安のIEEE 802.11g規格の性能が気になるという人はもちろん、混在環境でのパフォーマンスが気になる人も同店に足を運んでみるとよいだろう。

□WBR-G54/P/WLI-CB-G54(メルコ)
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/w/wbr-g54_p/index.html
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/w/wli-cb-g54/index.html

 (メルコ WBR-G54/P)
 (メルコ WLI-CB-G54)

[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館]


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