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10日(月)に正式発表されたAMDの最新CPUコア、Bartonを搭載したAthlon XP 2800+の販売が始まった。登場したのはリテールパッケージ品とバルク品で実売価格は49,800円~59,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。BartonコアのAthlon XPは正式発表の当日にT-ZONE. PC DIY SHOPで3000+の展示や動作デモが実施されているが、製品として登場するのはこの2800+が初めてだ。
●2次キャッシュは512KBに
0.13μmプロセスルール製造のBartonコアを搭載したAthlon XP 2800+の主な仕様は、FSBが333MHz、動作クロックが2,083MHz、2次キャッシュ容量512KB、動作電圧が1.65Vとなっている。動作クロックは、すでに発売されているThoroughbredコアのFSB 333MHz版2600+と同じだが、2次キャッシュ容量がThoroughbredコアから倍増しているのは大きな特徴だ。
Athlon XPのモデルナンバーがCPU同士の相対的なパフォーマンスを表わす指標であることはご存知のとおり。2800+の動作クロックは下位モデルとなる2600+と同じだが、2次キャッシュが倍増しただけのパフォーマンスアップが見込める。両者の“200”の差は、この「パフォーマンスアップ分」ということなのだろう。
●発熱は少ない?
また、発熱量の指標となるThermal Powerの最大値は68.3W、最大ダイ温度は85℃で、これらは既存の2700+や2600+と変わらない。ただ、Thermal Powerの標準値が53.7Wと、2700+や2600+の62.0Wに比べ大幅に下がっているのが注目されるところだ。動作中の温度を実測してみないと何とも言えないが、2800+のアイドル時の発熱量はもしかすると意外と少ないのかもしれない。ちなみに、2800+のThermal Powerの標準値はThoroughbredコアの2000+(54.7W)を下回る。
マザーボード側に関しては、先々週AlbatronからBarton標準対応をうたうApollo KT400チップセット搭載Socket Aマザーボード「KX400-8XV Pro」が発売されているほか、一部メーカーのWebサイトでは対応BIOSの公開も始まっており、対応は進みつつあるといえる。すでにSocket Aマザーボードを持っているユーザーは、CPUの購入前にメーカーWebサイトで対応BIOSが公開されていないかどうか確認しておくのがよいだろう。
Athlon XP 2800+は今回が初登場となるだけに既存モデルに比べ割高感はあるものの、2次キャッシュの倍増やThermal Powerの標準値の大幅低下など注目点も多く、パワーユーザーを中心に人気を集めることは間違いないだろう。
□Athlon XP(AMD)
http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_1274_3734,00.html
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| (AMD Athlon XP 2800+) |
[撮影協力:パソコンハウス東映]