ガルウイング式の側面カバーを採用するというルーポのアルミ製ケース「ZxL HIMMEL」がLAOX PC・DO SHOPで展示中だ。
球型PCに続く同社とジオンの共同開発製品第2弾となる「ZxL HIMMEL」は、上方向に開くユニークなガルウイング式の側面カバーを装備するのはもちろんだが、メンテナンスのしやすさが考慮されているのも大きな特徴。ケース内部は、左側のマザーボードマウンタ部と右側のドライブベイ部、下側の電源ベイ部の3ヶ所に分かれるという独自構造で、ドライブの電源ケーブルやIDEケーブルなどがマザーボード上を横切らないようになっている。
CPUやメモリなどを抜き差しする際もケーブルに邪魔されることがなく、パーツを頻繁に交換するというコアなユーザーにとっては注目すべき点といえそうだ。なお、ルーポによると、冷却性能に関しても気を使った設計になっており、Pentium 4 3.06GHzでの動作確認も取れているとのこと。
展示品は試作段階のもので、側面カバーがセロテープで固定してあるというやや荒削りな状態だが(製品版ではカバーを跳ね上げた状態で固定する機構が装備される予定)、内部構造などをチェックするには十分。
興味のある向きは同店に出かけてみたはどうだろう。なお、側面カバーに透明アクリル素材を用いているのは「内部構造を見せるため」(同社)で、製品版ではどうなるかは現時点では不明となっている。
□ZxL HIMMEL(ルーポ)
http://www.lupo.co.jp/develop/zxl2/zxl2_index.html
| (PCケース) |
[撮影協力:LAOX PC・DO SHOP]