【 2003年2月15日号 】
ガルウィング採用のケースが展示、内部はメンテナンス性重視
ZxL HIMMELZxL HIMMEL
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 ガルウイング式の側面カバーを採用するというルーポのアルミ製ケース「ZxL HIMMEL」がLAOX PC・DO SHOPで展示中だ。

 球型PCに続く同社とジオンの共同開発製品第2弾となる「ZxL HIMMEL」は、上方向に開くユニークなガルウイング式の側面カバーを装備するのはもちろんだが、メンテナンスのしやすさが考慮されているのも大きな特徴。ケース内部は、左側のマザーボードマウンタ部と右側のドライブベイ部、下側の電源ベイ部の3ヶ所に分かれるという独自構造で、ドライブの電源ケーブルやIDEケーブルなどがマザーボード上を横切らないようになっている。

 CPUやメモリなどを抜き差しする際もケーブルに邪魔されることがなく、パーツを頻繁に交換するというコアなユーザーにとっては注目すべき点といえそうだ。なお、ルーポによると、冷却性能に関しても気を使った設計になっており、Pentium 4 3.06GHzでの動作確認も取れているとのこと。

 展示品は試作段階のもので、側面カバーがセロテープで固定してあるというやや荒削りな状態だが(製品版ではカバーを跳ね上げた状態で固定する機構が装備される予定)、内部構造などをチェックするには十分。

 興味のある向きは同店に出かけてみたはどうだろう。なお、側面カバーに透明アクリル素材を用いているのは「内部構造を見せるため」(同社)で、製品版ではどうなるかは現時点では不明となっている。

□ZxL HIMMEL(ルーポ)
http://www.lupo.co.jp/develop/zxl2/zxl2_index.html

 (PCケース)

[撮影協力:LAOX PC・DO SHOP]


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