VIAのMini-ITXマザーボード EPIA-M9000の上位版。CPUの動作クロックが933MHzから1GHzに上げられているのが主な違い。 CPU以外の基本スペックはEPIA-M9000と同等で、VGA、サウンド、LAN、IEEE-1394といった多様なオンボードデバイスを搭載している点やDDR DIMM×1+PCI×1といった拡張スロットを搭載しているのも変わりない。外見上の違いとしては、ヒートシンクが強化されているのが特徴で、従来搭載していたノースブリッジ上のヒートシンクがノースブリッジ+サウスブリッジ一体型の大型ヒートシンクに変更されている。ファン付きのCPUクーラーを搭載しているのは従来同様。 ちなみに、搭載しているCPUは「VIA C3 -1.0AGHz」「(133 x 7.5)S-E-T+」などとマーキングされたもの。マニュアルにはコアの詳細などに関する記載が無く、従来のEzraコアなのか、未登場のNehemiahコアなのかも不明。なお、VIAのサイトに掲載されている「EPIA-Mシリーズに搭載されている933MHz版C3」の写真には「VIA C3 -933AMHz」「(133 x 7.5)S-E」というマーキングがついている。このほか、別のページには「“EPIA-M10,000”はEPIA-M9000よりも低騒音」だというグラフも掲載されている。 □EPIA-Mシリーズの紹介(933MHz版CPUのマーキング写真あり) http://www.viaarena.com/?PageID=187 □C3搭載マザーボードの紹介(動作音量に関するグラフあり)) http://www.via.com.tw/en/viac3/pcb.jsp □関連記事 【2002年12月7日】EPIA-M E6000(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20021207/ni_i_mx.html#ep6 【2002年11月30日】EPIA-M9000(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20021130/ni_i_mx.html#epia933
[撮影協力:テクノハウス東映とコムサテライト3号店とクレバリー1号店]
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