独自に1スロット仕様を実現したという注目のLeadtek製GeForce FX 5800 Ultra搭載カード「WinFast A300 Ultra TD」のサンプル展示が13日(木)にソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館とTSUKUMO eX.で行われた。
これまでに展示されているMSIやASUSの製品を見ても分かるとおり、これらのGeForce FX 5800 Ultra搭載カードは大型の冷却機構「FXFlow」を備えるため、装着する際に拡張スロットを2本分消費するというデメリットを持っている。しかし、「WinFast A300 Ultra TD」は、カード全体を覆うヒートシンクカバーと2個のファンで構成される独自の吸排気システムを採用することにより、1スロットでの使用を実現しているのだ。
ただ、やはり一般のビデオカードに比べると「WinFast A300 Ultra TD」の本体はかなり厚い。TSUKUMO eX.が行ったテストでは、部品などが干渉して装着できないマザーボードがいくつかあり、また「AGPスロットに隣接するPCIスロットの使用は難しそうに見えた」という。今後もLeadtekや各ショップなどからのこうした情報の提供に期待したいところだ。
入荷時期は、ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館が「早くて来週」、TSUKUMO eX.が未定。予価は両店とも未定としている。
なお、14日(金)は引き続きTSUKUMO eX.のみで展示が行われる予定となっている。独自の冷却機構を直接目で確かめてみたいという人は、同店に足を運んでみるとよいだろう。
□Leadtek Research
http://www.leadtek.co.jp/
| (Leadtek WinFast A300 Ultra TD) |
[撮影協力:TSUKUMO eX.とソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館]