Centrinoプラットホームの中核CPU「Pentium M」のリテールパッケージ品。先週の「Pentium Mらしい」という中古でESのバルク品ではなく、今度はれっきとした正規代理店経由の新品。 Pentium MはノートPCオンボード搭載向けのMicro-FCBGA版のイメージが強いが、今回発売されたのは「mPGA479M」というZIFソケットに対応したMicro-FCPGA版。動作クロックと動作電圧は600MHz/0.96V~1.6GHz/1.48V(SpeedStepにより可変)で、Micro-BGA版と同様i855GM/PMチップセットを搭載したマザーボードに対応しているという。1MBの大容量2次キャッシュを搭載している点や「低消費電力向けに最適化されている」(Intel)という特徴もMicro-FCBGA版と変わりない。CPU自体のピン数は外箱にもあるとおりの「478pin」だが、Pentium 4用のSocket 478マザーボードへの対応はうたわれていない。 リテールパッケージが発売されたものの、「対応マザーボードが存在しない」という状況は相変わらずで、CPUを販売しているLAOX PC・DO SHOPでも「対応マザーボードの入荷予定は未定」としている。 □関連記事 【3月29日】Centrinoが早くもバラで?Pentium MのES品を販売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030329/etc_pentiummes.html
[撮影協力:LAOX PC・DO SHOP]
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