IntelのモバイルPC向け新プラットフォーム「Centrinoモバイル・テクノロジ」の構成要素の一つである新型CPU「Penitum M」のES品(Engineering Sample)がじゃんぱら秋葉原本店で中古品扱いで販売開始となった。
ただし、動作クロックをはじめとした仕様は一切不明で、同店のPOPの記述も「Pentium-m(Banias)?」とクエスチョンマーク付きとなっている。従来のPentium III-Mとピン配列が異なるほか、データシートと照合した結果などから「おそらくPentium Mだろう」と判断したという。
ちなみにインテルによるPentium Mの主な仕様は、製造プロセスルールが0.13μm、FSBクロックが400MHz、2次キャッシュ容量が1MBで、ラインナップは最上位モデルの1.60GHzから超低電圧版900MHzの6種類となっている。
同店での価格は9,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。在庫は複数個あるという。対応マザーボードなどが市販されていない現時点では利用価値はゼロに等しいが、本来一般店頭で単品販売されない製品だけに、コレクターズアイテムとして確保しておくのもよいかもしれない。
□Centrinoモバイル・テクノロジ(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/products/mobiletechnology/
| (Intel製品) |
[撮影協力:じゃんぱら秋葉原本店]