一見すると縦型のエアコンのようにも見える、液晶画面をフロントパネルに装備したミドルタワーケース「BSCC-MT1」がバリューウェーブから登場した。実売価格は11,800円~13,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
液晶パネルはフロントパネル中央やや下にあり、レベルメーターやファンをイメージしたイラスト、数字などといった表示部分が用意されている。PCケースに搭載される液晶パネルとしてはかなり大型で、見た目にはかなり目立つ存在だ。液晶画面で確認できる情報は、PCケース内温度、時刻(起動からの経過時間も表示可能)、ファンの動作状態など。PCの電源がOFFの状態(ATX電源のメインスイッチはON)でも使える時計表示機能はなかなか便利そうだ。
液晶画面はブルーのバックライト付きで、フロントパネル裏面にあるスイッチでON/OFFが行える。温度センサーは自由な位置に取り付けが可能。ただし、液晶画面ユニットは3ピンの専用コネクタ(赤、黒、紫のリード線が付いている)で電源ユニットと接続されているため、電源ユニットを別の製品に交換すると使用できなくなるようだ。標準搭載の電源ユニットはPentium 4対応で容量350Wという一般的なタイプだが、大容量タイプの電源ユニットなどへの換装を考えているユーザーは要注意だ。
なお、microATXモデル「BSCC-MA1」「BSCC-MA2」もラインナップされており、近日中に各ショップに入荷する予定になっている。
□BSCC-MT1(バリューウェーブ)
http://www.valuewave.co.jp/item/01/123977.htm
| (バリューウェーブ BSCC-Mシリーズ) |
[撮影協力:高速電脳とTSUKUMO eX.]