【 2003年5月10日号 】
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• AMD64対応OSの「Turbolinux 8 for AMD64」が予約受付中
  

  Opteronで採用されているAMDの独自アーキテクチャ「AMD64」に正式対応した国内初のOS「Turbolinux 8 for AMD64」の予約受け付けがぷらっとホームで始まっている。同店の入荷予定日は16日(金)で、予価は6,480円。「Turbolinux 8 for AMD64」は、その名のとおり、Opteronや今後登場が予定されているコードネーム「ClawHammer」こと「Athlon 64」が採用する64bitアーキテクチャのAMD64に正式対応したOS。64bit化による高い処理性能や、既存の32bitアプリケーションの動作が可能な点などが大きなウリだ。もちろん日本語環境にも対応しており、製品にはリコー製TrueTypeフォントが標準で収録されている。現時点の対応チップセットはAMD純正のAMD-8111、AMD-8131、AMD-8151のみとされているが、サードパーティ製にも順次対応する予定という。また、動作環境はOpteronもしくはAthlon 64搭載マシンに限定される。価格も安く、AMD64アーキテクチャを活かしたいのであれば積極的に導入したいOSだ。 □Turbolinux 8 for AMD64（http://www.turbolinux.co.jp/products/misc/tl8a/）

• アクリル製PCケース向けのUSB接続ブラックライトが登場
  

  コムサテライト3号店で同店オリジナル改造アイテムの新製品「BLACK BLACCO」の販売がスタートした。店頭在庫はなく受注扱い（納期1週間）のみで、実売価格は3,280円。この製品は、紫外線により暗がりで蛍光色の服やアクセサリなどを浮かび上がらせたりといった演出のできるブラックライトをUSB接続タイプに改造したもの。同店によると「透明のアクリルケースにブラックライトを当てると反応して青く光る」とのことで、従来とはやや趣の異なった、ケース内のライトアップを図る照明アイテムとして売り出し中だ。ただし、「中には反応しないアクリル素材もある」としているので、購入を考えている人は同店でデモ中のPCケースの素材を事前に確認してみたほうがよいだろう。また、現在展示しているのは試作段階の短いタイプのものだが、最終的には長いタイプのブラックライトを使った本格的なものにするという。これまでの改造アイテムと同様にジャンク扱いとなっているが、“光モノ”パーツには目がないという人にはちょっと気になるアイテムだろう。 □コムサテライト3号店（http://www.comsate.co.jp/com3/）

• 水冷キット用の“光モノ”が登場、循環水に混ぜる蛍光染料
  

  水冷キットの循環水に混ぜて着色するというユニークな染料「Neon Water Color」の販売がUSER'S SIDE本店で始まっている。カラーはイエローとブルーの2種類で実売価格は各980円（詳細は「今週見つけ新製品」参照のこと）。この染料は、水冷キットの循環水を着色するというこれまでにないタイプの装飾アイテム。透明の液体循環パイプを用いた液冷キットと、内部が見えるタイプのPCケースを組み合わせて使っている人にはなかなか面白そうなアイテムといえるが、注目すべきはこの染料がブラックライトに反応して光るという性質を持っている点だ。折りよく今週はコムサテライト3号店で同店オリジナルの改造アイテム「USBブラックライト」が販売されており、このライトで着色済みの水が通るパイプを照らすせば、より効果的にPCケース内を“演出”できるわけだ。循環水に染料を混ぜるという作業は面倒そうだが、従来のLEDが光るだけといった“光モノ”パーツには飽きた、という人は要チェックの製品だ。 □Neon Water Color（http://www.overclockershideout.com/Merchant2/merchant.mv?Screen=PROD&Store_Code=o&Product_Code=NWC&Category_Code=NP）

• SOLTEK製のi865PE搭載マザーが展示中、銀色基板を採用
  

  未発表のi865チップセットを搭載したMSIとEPoX製のSocket 478マザーボードが一部ショップで売られたのは記憶に新しいが、今度は展示のみというかたちながら、SOLTEKの製品もアキバに姿を現した。展示を始めたのは浜田電機で、展示中のマザーボード上にはシール上に「SL-86SPE-L」という型番があるのが確認できる。同店では詳しいスペックなどは一切表示していないが、この型番をSOLTEKの中国支社サイトで調べるとi865PEチップセットを搭載していると明記されている。ATXフォームファクタの製品で、全面銀色の基板を採用しているのが大きな特徴だ。同サイトには、このほかにi865Gチップセット搭載の「SL-86MP-L」という製品も掲載されている。同店では入荷時期や予価も一切明らかにしていないものの、現時点で製品の展示が可能な状態になっているということを考えると、近いといわれるi865チップセットの正式発表と同時に販売も開始ということになりそうだ。なお、同店では先に一部ショップで販売されたi865PEチップセット搭載Socket 478マザーボード「865PE Neo2-LS」も同時に展示している。 □SL-86SPE-L（http://www.soltek.com.cn/product/mainboard/86spe-l.htm）

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