PCの音源を利用して手軽にドラム演奏が楽しめるというUSB接続のTAIWAN FIRST LINE ELECTRONICS製ドラムセット「Soul Drummer」がアスクから登場した。実売価格は47,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「Soul Drummer」は、生のドラム音が出るのではなく、外部音源を使って音を出す仕組みの“音の出ないドラム”。USBインターフェイスでアウトボックスとPCと接続し、パッドをスティックで叩いたりペダルを踏んだりすれば、あらかじめPC側で割り当てておいたスネアやバス、シンバルなどのサンプリング音などを鳴らすことができる。サンプリング音さえ用意すれば和太鼓による演奏といったことも可能だ。
似たような構造の製品はすでに楽器メーカーなどからいくつも出ているが、「Soul Drummer」が既製品と異なるのはPCと接続して使うことを前提としている点で、音源モジュールなどが付属しない分、これまでの製品に比べ価格がかなり安くなっている。ちょっとドラムをやってみたいが、これまでは高価で手が出なかったというPCユーザーには狙い目の製品といえるだろう。
同梱されているのはパーカッションパッド×5、キックペダル×1で、パッド/ペダルを接続するアウトボックスには10系統の入力が用意されており、別売りのパッドやペダルの追加が可能としている。主な付属品は金属製ドラムスタンド、スティック、ドラム教材VideoCD(アプリケーションソフト込み)、日本語マニュアル。ドラムゲームが楽しめるゲーム用CDも付属している。
なお、YAMAHA724チップ搭載サウンドカードはサポート外としているので要注意。動作検証済みサウンドカードとしては、Philipsの「dynamic edge 4.1(PSC604)」「sonic edge 5.1(PSC605)」が挙げられている。
□Soul Drummer(アスク)
http://www.ask-corp.co.jp/tfl/souldrmmer.htm
http://www.ask-corp.co.jp/news030428.htm
□TAIWAN FIRST LINE ELECTRONICS
http://www.bafo.com.tw/
| (TAIWAN FIRST LINE ELECTRONICS Soul Drummer) |
[撮影協力:ぷらっとホーム]