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【SB61G2】 | 【パッケージ】 |
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【SB61G2背面】 | 【SB61G2側面】 |
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【POLO Claire】 | 【パッケージ】 |
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【Pandora Claire】 | 【ポスター】 |
キューブ系の小型自作PCキットもついにFSB 800MHz時代に突入した。Shuttleと星野金属からi865Gチップセット搭載Socket 478マザーボードを採用した製品がほぼ同時に発売になったのだ。実売価格はShuttleの「SB61G2」が49,700円~52,980円、星野金属の「POLO Claire」が48,800円~50,800円、同「Pandora Claire」が49,799円~49,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●Shuttle製i865G搭載マザー採用
いずれの製品もマザーボードにShuttle製のi865Gチップセット搭載Socket 478マザーボード「FB61」を採用している。キューブ系PCケースに入る小型のマザーボードながら、最新のFSB 800MHz対応Pentium 4に対応し、拡張スロットはAGP×1/PCI×1を装備、メモリスロットはDDR400対応DIMM×2、オンボード機能としてLAN、VGA、USB 2.0、6chサウンド、Serail ATA、IEEE 1394などを持ち、機能的には必要十分な内容といったところ。
Shuttle「SB61G2」のケース外観は、既存のnForce2チップセット搭載Socket A対応モデル「SN41G2」と同様、シルバーを基本としたカラーリングになっている。CPUの冷却にヒートパイプ方式を採用しているのも「SN41G2」と同様だ。主な仕様は、筐体サイズが幅200×高さ185×奥行き300mm、ドライブベイが5インチ×1、3.5インチ×2(シャドウベイ含む)。
一方、星野金属の「CLAIR」シリーズは2製品ある。5インチベイが1つの「POLO Claire」、同2つの「Pandora Claire」があり、筐体サイズはそれぞれ幅202×高さ180×奥行き295mm、幅225×高さ225×奥行き291mm。3.5インチベイはどちらも2つだ(シャドウベイ含む)。外観は同社のキューブ系ケースのイメージをそのまま継承したようなシンプルなもので、本体カラーは、ホワイトパールマイカ、シルバーメタリック、ブラックの3種類。
●自作PCキットでFSB 800MHzは初
FSB 800MHz対応の製品は、マザーボード単体としはATXサイズのものを中心として大量に出回っているが、小型自作PCキットではこれらが初。拡張性はともかく、CPUパフォーマンスと小型化について妥協したくないというのなら、今回の製品が有力な選択肢になるに違いない。
□SB61G2(Shuttle)
http://www.shuttle.com/new/product/barebone/specs_b.asp?B_id=18
□CLAIRシリーズ(ソルダム)
http://www3.soldam.co.jp/barestyle/claire/index.html
□関連記事
【2003年5月24日】キューブ系PCもFSB 800MHzへ、i865搭載製品の予約受付開始
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030524/etc.html#sb61g2
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[撮影協力:ぷらっとホームとTSUKUMO eX.とOVERTOPとBLESS秋葉原本店]